夫婦としてパートナーと長年一緒に過ごしていると、相手と分かり合えない場面もあるはず。「ほかの家庭は円満に見えるのに、なぜわが家は…」と悩んでいる人もいるのではないでしょうか。しかし、ほかの家庭の様子は本人たちにしか分からないもの。それぞれに、人には言えない悩みや不満を抱えているのかもしれません。

そこで、さまざまな夫婦に「夫婦になってよかったこと、悪かったこと」を聞いてみました。夫婦関係をよくするために気を付けている点も、あわせてチェックしておきましょう。

夫婦になってよかったこと

まずは、夫婦になってよかったことを見ていきましょう。身の回りのサポートや育児への介入といった支え合いだけでなく、子どもとの出会いに関する意見も見受けられました。

・「妻がほとんど家事を担ってくれるので、仕事に専念することができています。独身時代は、家の中が大変なことになっていましたから…。帰宅後においしい料理が待っていると思えば、仕事のやる気も高まります」

・「夫はいつも貴重な休みを家族サービスに使ってくれるので、感謝しています。息子にとっても、いいパパになってくれて嬉しいです」

・「妻がいてくれたから、子どもに出会えたし幸せな家庭も築けました。家事も育児もしっかり行ってくれている妻には、頭が上がりません。独身も自由で楽しいけど、家族で思い出を作るのもいいものですね」

夫婦になって悪かったこと

良好な夫婦関係を保っている家庭がある一方、現状に不満を抱えている人も少なくないようです。その理由を、こっそり聞いてみました。

・「結婚前は自分の給料を自由に使えていたのに、今では妻が決めた金額のお小遣い制…。いつまで経ってもお小遣いの額は変わらないし、仕事のやりがいを感じなくなってきました」

・「結婚前は専業主婦でいいと言ってくれていたのに、今では『いい立場だよな』と嫌味を投げかけてきます。こっちだって、家事や育児でなにかと大変なのに…」

・「結婚生活が長くなるに連れて、妻の言動が悪化してきました。『そんなこともできないの?』『給料が低すぎる』と責められることも。これってDVなのでは…と感じています」

今よりも夫婦関係をよくするためには