「帰省ブルー」という言葉を知っていますか?長期休暇などで実家に帰ることが苦痛だという意味です。一年の終わりが近づいてきて、年末年始の帰省についても考え始める時期。今からストレスに感じている人もいるかもしれません。

しかし、どうやらブルーになるのは帰省する側だけではないようです。そこで今回は、帰省する側だけでなくされる側の声も一緒に紹介していきます。

帰省ブルーは義実家だけじゃない?実家に帰りたくない理由とは

・私の実家は親戚が多く、女性は料理の準備で大忙しです。せっかくのお休みなのに、心身ともにクタクタで、帰省してる意味がありません。

・帰るたびにお金や仕事の話ばかり。「ちゃんと貯金してるの?」「旦那さんの会社は大丈夫なの?」って、親だから何でも話せるわけじゃないです。

・私の母が、まだ1歳にならない娘にハチミツを食べさせていました。病院に行って異常はなかったのでよかったですが、母は気にしていない様子。自分の口に入れたものも平気であげるし、本当にやめてほしいです。

・両親に「チャイルドシートになんか乗せなくていい」と毎度言われるので、出かける時はヒヤヒヤしています。義実家とは違い、実家は自分の故郷です。実両親なら遠慮なく接することができますから、リラックスして過ごせる場所でもあるでしょう。しかし距離が近いあまりに、聞かれたくないことを聞かれたり子育てに口を出されたりして、実家に帰ることが億劫になるという声もあります。

また、チャイルドシートに関しては両親の世代と考え方が異なることが多く、衝突する原因にもなります。チャイルドシートは子どもの命を守る大切な道具。帰省中であっても、これだけは守るように心がけましょう。

祖父母だって疲れている?孫の世話で感じるストレス

ママが帰省ブルーになる一方で、どうやら実家でも不満を感じることがあるようです。
・孫を連れて年末年始に一週間帰省してくる娘家族。食費や孫のおもちゃ、結構な出費で大変です。

・帰省してくると娘は孫を私たちに預けて出かけます。可愛いんだけど、食べ物とかケガとか気にして、すごく疲れます。

・元気な孫についていくのは年寄りには大変。公園はもううんざりです。特にお孫さん連れの帰省に対してストレスを感じている祖父母。金銭面だけでなく、体力面や精神面でもダメージが大きいようです。

笑顔で受け入れてくれる実家ですが、甘えすぎは要注意。帰省する側だけがブルーになるわけではないということを心得ておきましょう。

帰省したら聞いておきたいこと