自分の両親ならまだしも、義父母となると何かと気を遣うものです。身内の存在は、育児中に助かるときもあれば、難しさを感じることもあります。育児の知識の違いもありますし、もらって困るような物を押し付けてくることも。

そこで今回は、義父母の困った行動エピソードや、不要なプレゼントをもらわないための対策法についてご紹介します。

(1) 育児方法の違いに困惑

子育てにおける常識は、時代によって変化していくもの。かつては当たり前だった考え方が、今では事情が変わっていることも珍しくありません。その違いでトラブルになるママもいるようです。

・「子どもが熱を出したとき、同居している姑が何枚も布団をかけてきました。『熱がこもるから』と教えても、『汗をかかせないと』といって聞いてくれませんでした」
・「舅が自分のスプーンで食べ物を子どもにあげていたのです。虫歯菌や歯周病に感染しそうで心配。伝えにくい部分なので、言うタイミングが難しい」
・「姑が生後9カ月の我が子にハチミツを与えていました。驚いて小児科へ。大事には至りませんでしたが、姑は『昔は与えていた』と不満そうでした」

考え方の違いの中でも、子どもへの影響が心配なケースでは育児情報について義父母に知らせておきましょう。その場では受け入れにくいことであっても、繰り返し話題に出していく必要があります。

(2) 大量の食品・賞味期限に問題のあるケース

続いては、ありがた迷惑な貰い物に困っているママの声を集めてみました。特に目立つのは食品のようです。

・「姑が、わが家には多すぎる量の食品をもって来ます。ご近所にお裾分けしていますが、仕事で忙しいし疲れているのに。気づいてほしい」
・「生ものが冷蔵扱いではなく、通常配達で送られてくる」
・「大量に届いたジュースやお菓子。よく見ると賞味期限切れだった」

食品については品質面が第一ですので、処分する必要もあるかもしれません。自分で購入した食品でも賞味期限切れになる可能性がありますので、割り切って対応しましょう。

(3) こちらの意向を無視しがちなプレゼント

自宅にある品物や好みの異なる物をプレゼントしてくる義父母もいるそう。品物によっては困惑してしまいますね。

・「身につけるものをもらうことがある。趣味も合わないのでストレス。義父母に会うタイミングで身につけなくてはならないし」
・「同じ種類の食器で揃えたいのに、古風な絵柄のものを時々持ってくる」

また、サイズの大きな雛人形や五月人形など、飾り物に困惑するケースも多数ありました。

・「1メートルくらいのケースに入った大きな五月人形をもらった。置き場所に困ってしまう」
・「マンション生活なのに、本格的な鯉のぼりセットが届いた」
・「段飾りのひな人形は素敵だけど、飾るのも収納も大変。義父母が来る直前に飾っています」

義父母も孫の成長を願って購入しているはずですが、大きすぎる飾り物は困るところです。場所も取られてしまいますし、子どもがケースを割りそうだという危険性もありそうですね。

義父母による不要な口出し・手出し・プレゼントへの対抗策