「発達障害者支援法」によると、「自閉症、アスペルガー症候群その他の広汎性発達障害、学習障害、注意欠陥多動性障害その他これに類する脳機能の障害であってその症状が通常低年齢において発現するもの」と定められています。

しかし、自閉症やアスペルガーなどという言葉を並べられても、いまいちピンとこない人も多いのではないでしょうか?

そこで今回は、発達障害の一種である「ADHD」と診断された我が家の長男について、乳幼児期から現れ始めた兆候や症状・受診に至るまでのお話をさせていただこうと思います。

発達障害とは

主な症状や特徴は以下の通りです。(個人差が大きいものなので、必ず医療機関受診のもと判断してください)

・自閉症スペクトラム症(障害)(ASD)

①社会性(対人関係)の障害、②コミュニケーションの障害、③こだわりの3症状が4歳(もしくは3歳)以降からみられる場合に診断される
感覚過敏・鈍麻がある場合も
知的障害の程度にも幅がある
人の気持ちが想像しにくい
変化に対応するのが難しい
強いこだわり、パターン化された行動がみられる

・注意欠陥多動性障害(ADHD)

多動性や不注意などで日常生活に支障が出てしまう
単純ミスや忘れ物が多い
気が散ってしまい集中できないことが多い
落ち着きがない、衝動的

・学習障害(LD)

知的遅れがないにも関わらず読み書きや計算などが困難
「読めるけれど、書けない」など、障害の表れ方も様々

我が家の息子…衝動性が強くトラブルも