疲弊しない事業をつくる「ストックビジネス」の要素を見極める方法

成長し続けるビジネスの仕組みである「ストックビジネス」についてお伝えしていく本シリーズ。今回は、自分がやろうとしている事業がストックビジネスになり得るのか、その見極め方について紹介します。

ストックビジネスになり得る要素の探し方

8月からストックビジネスの体験会というイベントを行っています。参加者からの質問にその場で応えながら、ストックビジネスの可能性診断をするものです。

その場で「大竹さんは、なぜその事業が将来ストックになるのかがわかるのですか?」という質問がありましたので、今回はそのコツについて簡単にお伝えしたいと思います。

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まず最初することは、ストックビジネスになる要素があるかどうかを見ることです。要素がない、もしくは少ないのであれば、その事業そのものではなく、その事業の周辺に作れないかを考えます。

ストックビジネスになり得る要素探しのアプローチは以下の通りです。

(1)そのサービスがお客様に提供してい価値は、単発ではなく継続する価値になっているか?

ストックビジネスの最小ユニットという考え方があるのですが、お客様が受ける1つのサービスが提供する価値に、連続性の要素があるのかを判断します。

そこでストックになる要素があったら、次はこう考えます。

(2)続ければ続けるほど楽になる可能性はあるのか?

ビジネスとはお客様の困り事を解決するものですから、最初は思い付きやアイデアも大切です。

「こんなサービスなら絶対に喜んでくれる顧客がいる!」

社長のこんな思いが最初の一歩のはずですね。社長の想いは熱い方がいい。そのエネルギーこそ会社の原動力ですから、事業はこの想いを起点にするのが最も成功します。

しかし、その事業がストックビジネスならいいですが、常に新規の取引で成り立つフロービジネスのままだと何年続けても楽にならず疲弊してきます。

もたもたして2年も経てば、マネをする会社も現れて価格競争も始まり、利益が少なくなり始めます。そのころには、創業期のお客様の中に他社に乗り換える事例も出始めます。

そうなると集客にお金をかけざるを得なくなり、利益がますます落ち始めるので、やむなく社長自身が汗して稼ぐしかなくなってしまうのです。

ストックビジネスがつくりやすいかどうかを見極めるポイント

こうならないために、続ければ続けるほど楽になる要素を探していきます。

参考記事

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大竹 啓裕
  • 大竹 啓裕
  • 株式会社ハッチ・ワーク 代表取締役会長兼CEO

福島県出身、株式会社ハッチ・ワーク 代表取締役会長兼CEO、株式会社ストック総研 取締役会長
20代はセコム株式会社にて理想的なストックビジネスの原点を経験、その後、30歳でラーメンFCチェーンの創業メンバーとして参画、ラーメンFCとしては全国一位となる約300店のストックビジネスモデル構築の原動力となる。
40代は(株)ハッチ・ワークにて貸会議室「アットビジネスセンター」や月極駐車場探し「アットパーキング」にて国内オンリーワンのサービスを次々開発して事業拡大する。これまでの新規事業立ち上げは20事業以上。
経営者塾ストックビジネスアカデミーではストックビジネス構築を指導。
近著に『ストックビジネスの教科書』(ポプラ社)、『ストックビジネスの教科書 プロフェッショナル』(ポプラ社)がある。

 

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