夫が多忙、親が遠方などの理由から、ワンオペで育児や家事をこなす妻は少なくありません。送迎から子どもの寝かしつけまで1日中面倒を見るのは精神的・肉体的にも大きな負担。少しでも息抜きしたいと思う人がほとんどです。

しかし、家庭に関わることが少ない夫から「今日は1日子どもたちを見ているよ」と突然言われても、内心手放しで喜べないのが実情なのです。

夫にワンオペさせたらとんでもないことに…

普段子どもにつきっきりの妻のために、自由時間をあげようという夫。気持ちは嬉しいのですが、育児・家事の知識が乏しい夫の場合は、妻が1から教えなければなりません。

・「1人で出かけてきていいよと言うので準備していたら、普段与えないジュースを飲ませようとしていて仰天。オムツの場所もオムツを捨てる場所も知りませんでした」

・「子どもが部屋で興奮して大騒ぎしていると、本棚の角に頭をぶつけて流血…。側にいる夫は隣で寝そべってスマホを見ていました。これでは安心して出かけられません」

・「せっかく外の空気を吸ってリラックスできたのに、帰宅後、荒れ放題の部屋を見てうんざり。しかも子どもが歯ブラシを口に入れているのに、何も注意していませんでした。帰宅早々、『歯ブラシは座って』と叱りつけることに」

・「帰ってきたら子どもはテレビの前。夫は『育児ってラクなもんだな〜』と余裕の表情でした。テレビ見せるだけなら誰でもできるよとイライラします」

せっかく貴重なフリータイムをもらっても、心置きなく自分の時間を満喫できるとは言えないようです。

普段子どもと接する時間が少ない分、勝手がわからないのは仕方がないことなのかもしれません。

危険察知が当たり前にできる妻