「パパ活」に「ママ活」…ハッシュタグで募集、未成年にも横行?背景とその危険性

「パーフェクトワールド」にも、しおりがパパ活相手の男性に性的な関係を迫られるシーンがありましたが、共に過ごして金銭授受をするだけに留まらないという問題もあります。性被害に遭う可能性もあり、厳重な注意が必要です。

さらに、若い男性と年上女性が交際する「ママ活」も増えているといいます。現在は、パパ活ほど専用のアプリやサイトなどには発展していませんが、SNSで「#ママ活募集」などのハッシュタグを付けて呼びかけ、実際に会う予定まで取り付けることもあるようです。

アプリやサイトでは18歳未満は会員登録禁止となっており、パパ活、ママ活も禁止ですが、SNSの登録には年齢制限はなく、実際に会うまで、あるいは会ってからも年齢をごまかしていたり、未成年だと知っていながら活動に黙認していたりと未成年にも横行している可能性もあります。

収入が必要な人も

しかしなかには、非正規雇用などで生活費が足りていない場合や、「奨学金の返済に当てたい」という若い世代がパパ活・ママ活を行っているという現実もあります。

たしかに、大学の奨学金を数百万円抱えた状態で社会人となり、月収20万円を下回るなど低収入のなかで奨学金の返済をしながら生活をやりくりすることは難しいでしょう。現状として生活に困窮していなくても、贅沢ができる状態ではない人も少なくありません。

そんな状況のなか短時間で高収入が得られるとなれば、パパ活・ママ活で収入を得ようと考える若い世代がいることは不思議ではありません。

現在、警察によるサイバーパトロールなどでSNSにも監視の目が広がっており、サイバー補導の強化を進めています。

金銭的な好条件からパパ活・ママ活を始めた若い世代を、危険や不当な扱いから守ることは重要です。しかし、生活に困窮し収入を得るために活動を行っている人に対しては、安全を確保するだけではなく、現実的な支援を検討するなど、社会全体での取り組みが必要だといえるでしょう。

【参考】
『パパ活中の女子高生が恐喝容疑 「盗撮された」と4万円』朝日新聞
『「#ママ活募集」男子高校生ら補導 「カフェで2時間、7千円」』朝日新聞

藤枝 あおい

参考記事

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