丸紅、1Qの実態純利益は前年比8%減少の700億円に パルプ事業やアグリ事業等での減益が影響

2019年8月2日に行われた、丸紅株式会社2020年3月期第1四半期決算説明会の内容を書き起こしでお伝えします。IR資料

スピーカー:丸紅株式会社 代表取締役 専務執行役員 CFO 矢部延弘 氏

2019年度第1四半期連結決算の概要①

矢部延弘氏:2019年度第1四半期の決算について説明させていただきます。

まず、純利益ですが、前年比で金額にして217億円、率にして25パーセント減益の652億円となりました。また、純利益から一過性を控除しました実態純利益ですが、こちらも前年比では、金額で60億円、率にして8パーセント減益の700億円でございます。

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2019年度第1四半期連結決算の概要②

実態純利益のマイナス60億円の内訳ですが、非資源で110億円マイナス、資源で40億円プラスです。セグメントについては、後ほどあらためて説明いたします。

一方、一過性(要因に関するもの)ですが、昨年対比でマイナス160億円となっています。2018年度は、国内発電事業の売却益があったこと、2019年度は米国のメキシコ湾の1つの鉱区での計画見直しにより、約90億円の減損を計上したことによるものでございます。

キャッシュ・フロー創出⼒と資本配分

5ページのキャッシュ・フローについてです。

基礎営業キャッシュ・フローはリース会計の変更に伴う増加がありましたが、営業利益の減少等を主因としまして、29億円減少の954億円でございます。

株主還元後のフリー・キャッシュ・フローはマイナス452億円で、結果としてネットDEレシオは0.05ポイント上昇の0.95倍となりました。

セグメント別 損益の状況

8ページのセグメント別の損益状況ですが、スライドの上が純利益、下が実態純利益です。下の実態純利益について、増減が大きかったものを中心に説明いたします。

まず、フォレストプロダクツですが、パルプ市況の下落に伴うパルプ事業の減益や、2018年度に持分法の適用会社を売却したことにより、連結除外による取り込み利益の減少を主因といたしまして、10億円減益の30億円となりました。

食料ですが、2018年度は穀物トレードのポジション損失の反動等がありましたが、その反動によりまして20億円改善の70億円でございます。

アグリ事業ですが、米中貿易摩擦に加えまして、米国内の天候不順の影響により、ヘレナ社、ガビロン社ともにマイナスとなり、合計で20億円減益の150億円です。

化学品ですが、アロマトレードが市況変動の影響で減益となったことを主因といたしまして、20億円減益の20億円です。

電力については、2018年度に案件の売却によって2019年度は取り込み収益が減少したことや、2018年度は案件のクローズによるフィー収入がありましたが、2019年度はそれが非常に少なかった反動等により、60億円減益の50億円です。

最後に金属についてですが、鉄鉱石の価格上昇に伴い増益となったことを主因として、50億円増益の180億円でございます。

私からの説明は以上でございます。よろしくお願いします。

記事提供:ログミーファイナンス

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