服装とともに心も解放的になることが多いこの季節、友人とのバーベキューや共通の趣味を持った者同士の集まりなど、恋愛のキッカケになる出会いが増えるという人も多いのではないでしょうか? そんな季節だからこそ、知り合う相手には十分気をつけたいものですね。

そこで今回は、筆者の周辺や、金融会社・接客改善業務の仕事で見聞きした、リアルに泣いた女性たちの体験をもとに鬼畜な男たちの行動パターンを紹介。その傾向と対策について見ていきましょう。

すべてが偽りのイケメン彼氏

バツイチのA子が付き合いだした目鼻立ちの整った男は、年齢も名前も他人のもの。そして「不仲だから家には上がってはもらえないけど…」と連れて行かれた実家さえも他人の家でした。さらには、仕事は長距離トラックの運転手だというのも嘘で、夜間は別の女性のところで過ごす無職だったのです。

A子との結婚の話が具体的になると男は、「仕事に出かけてくる」と告げたまま戻らなくなり、「結婚のことを考えたい」「1人で考えたい」などと言い訳し、次第に連絡が取れなくなりました。

実はこのとき新しい女性を物色、その女性宅に入り浸れるかどうかを精査している時期だったことがのちに発覚。男は仕事もロクにせず、女性にお金を援助してもらいながら豪遊していたのです。

A子は、男と一緒に撮った1本の動画を手掛かりに居場所や本名などを特定。男と連絡はついたものの、結婚すると信じて貸したお金などについては返済を求めず、自分の勉強代だと思うことにすると言いました。

しかしA子は、やさしかった彼にずっと裏切られ続けていたということがトラウマとなり、しばらくは人間不信のような状態に。それから10年以上経ちますが、A子が出会いや男性について話すことはなくなりました。

A子によると、男はそれまで出会ったどんな男性よりもやさしく、あたたかく包み込んでくれるような人だったと言います。色々な話を聞いていると、この男のように複数の女性と交際しながらヒモ状態で暮らすタイプの男性は、やさしすぎるほどやさしいという傾向があるようです。

こういったケースでは、騙されたとわかったあとも憎む気持ちになれない女性が多く、気持ちの整理がつきにくいようです。普段からおおらかでやさしい人には良い人も多いですが、中には、こういった人の心を傷つける人間も含まれているのです。

相手の言うことに不安を覚えたら、「免許証の写真って、きれいに映らないよね? もう、毎回嫌になっちゃうよ。○○のも見せてよ」など、自然に身分証明書を確認できるようキッカケをつくってみましょう。

妊娠が発覚したら豹変or連絡が取れなくなる男

妊娠が発覚した途端に態度が豹変したり連絡が取れなくなったりする男は、大きく2パターンに分けることができます。付き合った途端に冷たくなったり暴力的になったりするパターンと、やさしすぎるぐらいやさしく、よく「好きだよ」などと愛の言葉を囁くようなタイプです。

そして、いつも強引だから「避妊して」と強く言えずにズルズル。甘い言葉を耳元で囁かれてズルズル…。付き合っているときには、不安はあるものの「たとえ妊娠しても2人の関係が壊れることはない」と考えてしまったり、嫌われることを恐れて「避妊して」と強く言えなかったりする女性も少なくありません。

けれど、妊娠するということは、言うまでもなく赤ちゃんを宿すということ。小さな命を無計画な行動で殺めてしまわないよう、受け身である女性も注意しておきましょう。

避妊をお願いしても拒否したり、流れで避妊せず行為を続けようとしたりする男性は、自分の快楽を優先する最低男です。たとえ結婚に至ったとしても、そういった自分勝手な部分が見え隠れし、うまくいかない原因となることも少なくないでしょう。

避妊をお願いしたときには、本能に負けずに協力してくれるような男性を選びたいものです。

不倫がバレたら開き直り&責任転嫁する男