貯金ができる人とできない人の差は何か。ふとしたことから2000万円もの貯蓄が異なった事例を紹介します。意外と簡単なことから貯金はできるようになるので、これをきっかけに貯金できる体質となれば、お金で困らない人生を歩めるかも。

給料、家族体系は同じAさんとBさんの貯蓄方法について

知らず知らずのうちに老後資金に2000万円もの差があったAさん、Bさんの話をご紹介します。現在30歳のAさんとBさんは同じ会社で同じポジションについており、ともに旧帝大卒なので、将来の出世に関しても同じタイミングで給料も同じ。そして、同じような3LDKのマンションを購入して妻、子供2人と住んでいるのに65歳になったときにAさんのほうが2000万円も貯金額が多かったのです。

では、なんでそんなことが起きるのか。2つの要因があるのでそれぞれ説明していきます。

①貯蓄方法の違い

AさんもBさんも常に貯金しようと意識しています。しかも、毎月毎月。ボーナスが入った時もきちんと貯蓄を試みています。しかし、いざ貯蓄方法を聞いてみると両者の方法は異なっておりました。

Aさんの貯蓄の仕方は、給料−貯蓄=生活費であり、Bさんの貯蓄方法は、給料−生活費=貯蓄でした。

両者の貯蓄方法の違いは、給料が入ったら最初に貯蓄を行うのか。残っているお金を貯蓄するのか、という違いでした。どちらの方が貯蓄できるかといえば、Aさんのが貯蓄はうまくいきます。給料が入るたびに貯蓄が習慣化されるので、コツコツ確実に貯められていくからです。

②積立方法の違い