アイ・ケイ・ケイ、上期は減収減益 新規店舗や海外事業は好調も、既存店での施行組数が減少

2019年6月3日に行われた、アイ・ケイ・ケイ株式会社2019年10月期第2四半期決算説明会の内容を書き起こしでお伝えします。IR資料

スピーカー:アイ・ケイ・ケイ株式会社 代表取締役社長 金子和斗志 氏

2019年10月期 第2四半期決算の総括(連結)

金子和斗志氏:アイ・ケイ・ケイ株式会社の金子和斗と申します。どうかよろしくお願い申し上げます。本日は、大変お忙しい中お集まりいただきまして、あらためて御礼申し上げます。それでは、2019年10月期第2四半期決算説明会を始めさせていただきます。

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まず、2ページをご覧ください。2019年10月期第2四半期決算の総括です。新規店舗及び海外事業は好調に推移も、一部既存店の組数が減少。前期比減も、計画比を上回って推移しています。

売上高は90億3,100万円となり、前年同期比で1.4パーセント減、計画比で1.5パーセント増です。当初より計画の新規店舗の稼働(大阪)及び海外事業の組数が増加したものの、一部既存店の施行組数の減少により、施行組数は前年を下回って推移しました。施行単価については、1組あたり406万円と好調に推移いたしました。

営業利益は4億1,800万円となり、前年同期比で18.4パーセント減、計画比で19.5パーセント増です。上記の結果に加え、神戸支店の新規出店に伴う先行費用の発生(約9,500万円)により、営業利益は前年同期比で減益となりましたが、計画は上回って推移しました。

親会社株主に帰属する四半期純利益は2億8,100万円と、前年同期比で18.7パーセント減、計画比で17.2パーセント増です。

2019年4月末の受注残組数は4,271組で、前年同期比で6.3パーセント増となり、過去最高を記録しました。受注状況は、新規店舗(大阪・神戸)及び海外事業が好調に推移しています。

2019年10月期 第2四半期決算概況(連結)

先ほども申しましたとおり、(売上高は)期初計画が89億円のところ、(実績は)90億3,100万円と、達成しています。

営業利益は(期初計画が)3億5,000万円で(実績が)4億1,800万円、経常利益は(期初計画が)3億6,000万円で(実績が)4億2,900万円、親会社株主に帰属する四半期純利益は(期初計画が)2億4,000万円で(実績が)2億8,100万円となりました。

前年同期と比較するとマイナスが多いですが、(通期)目標の数字は達成できる見込みで推移しています。

売上高の推移

4ページは売上高の推移です。いまのところ、今期は第2四半期実績進捗率が45.1パーセントです。災害等がなければという前提条件がつきますが、(通期)目標の200億円は達成できる見込みです。

婚礼事業の状況

単価は好調に推移しています。この要因は3つございます。まず、福岡東店は再生型婚礼施設でしたが、ここを閉鎖したことにより、1組単価が2万円アップしました。また、写真の取り組みをきちんとさせていただいたことで、1組あたり2万8,000円の売上増となっています。そして、料理や衣装などでも、単価をきちんと上げさせていただいてます。

(施行単価は)昨年度実績からすれば、6万9,000円のアップです。受注残組数も、前年同期比でプラス253組の4,271組となっています。受注組数も、前年同期比でプラス186組で推移しています。海外(施行組数)も、(前年同期の)42組から80組と、プラスになっています。

施行組数の推移(四半期毎)

7ページは、2019年10月期の施行予定組数の推移です。この(スライドのグラフの)予定組数の推移でいくと確信しています。

売上総利益・営業利益・経常利益の推移

(スライドの)左(のグラフの売上高販管費率)は、一部既存店の組数減少、ならびに新規出店に伴う開業費用の発生等により、50.0パーセントとなっています。

(スライドの右のグラフの)営業利益・経常利益の推移については、いまのところ通期も10パーセント前後で終わるのではないかと考えています。

財務の状況

自己資本比率は57.9パーセントです。また、有利子負債残高につきまして、有利子負債依存度は18.4パーセントとなっています。この(借入金の)37億3,600万円には、神戸(支店の新規出店)の費用も含まれています。

近々、東京での出店の可能性が非常に高まっています。地主さんの関係で詳細な場所はまだ公表していませんが、今月(6月)末か7月初めにはきちんとアナウンスができると考えています。

2019年10月期 業績見通しのポイント

2019年10月期通期の連結業績見通しの発表をさせていただきます。

売上はおおむね横ばいで、新規店舗の先行費用の発生等により、営業利益は減益の見込みです。

売上高は前期並みを想定し、海外事業は黒字化を計画しています。黒字化はおそらく達成できると考えています。

売上高は200億1,000万円で、前期比で0.0パーセント増。大阪支店が通期稼働、神戸支店が7月から稼働開始するも、福岡東支店の閉鎖や既存店の組数減少もあり、売上高はおおむね横ばいで推移する見込みです。

国内婚礼事業において、施行組数は前期比でマイナス19組の4,655組、施行単価は前期並みの398万5,000円を計画しています。7月末現在で、組数はおおむね確保させていただきました。施行単価は、先ほど申しましたとおり(第2四半期までで)406万円ということで、400万円台に乗ると想定しています。

営業利益は19億1,000万円と、前期比で7.6パーセント減です。国内婚礼事業において、新規店舗である神戸支店の先行費用が約2億3,000万円発生いたしました。海外婚礼事業は、年間を通して130組の施行を計画し、黒字化の見込みです。130組の施行の計画は、いまのところ達成しています。

親会社株主に帰属する当期純利益は12億5,000万円と、前期比で8.5パーセント減です。

2019年10月期 業績見通し(連結)

売上高・営業利益・経常利益の見通しは先ほどお話ししたとおりですが、売上高バンケット数の推移を(スライドの左のグラフに)示しています。

(スライドの)右は、営業利益・経常利益・営業利益率です。(2019年10月期の営業利益率は)9.5パーセントとありますが、10パーセント前後で推移できるのではないかと考えています。

配当計画

19ページをご覧ください。配当計画でございます。

2019年10月期は、年間12円の配当を計画しています。中長期的な事業計画と経営体質の強化を確保し、経営成績に応じた配当を実施します。配当額については、安定的かつ持続的な成長を基本方針として決定します。

いまのところ、12円のとおりで計画しており、配当性向は28.5パーセントになる予定です。

Topics①

20ページをご覧ください。トピックスでございます。

マイナビ・日経の九州・沖縄エリア「2020年卒就職企業人気ランキング」で、2年連続、第1位に選出されました。優秀な人財確保に貢献しています。

得票数も、アイ・ケイ・ケイ株式会社が437票で、2位のJR九州さまはこのような数字(290票)です。また、業種別就職企業人気ランキングの冠婚葬祭部門では、アイ・ケイ・ケイ株式会社が437票、2位の株式会社テイクアンドギヴ・ニーズさまが104票と、すばらしい数字で、すばらしい人財の確保をしていますので、数年後はすばらしい若手の支配人が続々と誕生できるという想定をしていますし、すばらしい人財と一緒にいろいろな事業展開もしていけるなと期待しています。

2019年10月期の取り組み

2019年10月期の取り組みでございます。

1つ目に、みなさまご存知のとおり、兵庫県神戸市に新規店舗の出店を計画しております。2つ目に、既存店のクオリティ強化のためのリニューアルを実施。3つ目に、海外事業(インドネシア)は2019年10月期に黒字化を計画しています。

2019年10月期の取り組み①

2019年10月期の取り組みの1つ目として、兵庫県神戸市に新規店舗の出店を計画しています。兵庫県神戸市の「ポーアイしおさい公園内用地における飲食店事業者公募」に対し、出店応募が行われた結果、事業者として決定されました。ポーアイしおさい公園内に、結婚式ができるレストラン・カフェを出店します。

バンケットからもチャペルからも、海と神戸の街並みや夜景が見える、非常にすばらしいところです。予約状況も、我々の想定よりも2桁増で推移しています。

2019年10月期の取り組み②

2つ目に、既存店のクオリティ強化のためのリニューアルを実施しています。「ララシャンス太陽の丘(金沢支店)」や「ララシャンスベルアミー(盛岡支店)」、その他既存店のリニューアルも、投資計画に基づき、順次実施しております。

いろいろなことをやろうと思いますが、やはりお客さまに「ララシャンスが変わったね」といっていただいたり、「やっぱり、ここっていいな」というわくわく感を感じていただけるような投資をしたいと考えています。

2019年10月期の取り組み③

3つ目に、海外事業(インドネシア)は、2019年10月期に黒字化を計画しています。2019年10月期は婚礼施行組数130組を計画し、黒字化の見込みです。顧客満足度の向上に加え、新規出店候補地の情報収集と検討を進めています。

このようにして、いますばらしい環境でさせていただいています。我々は現地のスタッフに4つのことをやっていただきたいと伝えています。

1つ目は、インドネシアのハラル料理に日本料理をプラスしようということで、料理の組み合わせに関して検討させていただいています。2つ目は、やはり日本のおもてなしをきちんとするということです。

3つ目は、日本の演出でよいものがあれば、インドネシアに合うか合わないかテストしながら導入しようということです。そして4つ目に、デコレーションも、日本とインドネシアでコラボできるようなものがあればいいんじゃないかなと、いろいろと計画しています。

いろんな夢がありまして、やりたいことがたくさんあります。具体的にいえないのが非常に残念なのですが、新規出店もいろいろ考えています。

また、(事業の)多角化として、当社には約150名のシェフ・調理長・パティシエがおり、彼らの中には非常に優秀な技術力がある人間がいますので、彼らを活かしながら、新しい事業に進出しようとも考えています。

食のビジネスですので、非常にハードルが高いと思いますが、やはり安全・安心でおいしいもの、きちんとしたものを提供できる工場をやれればなと思っています。

海外についても、現在は海外ウェディングを展開していますが、別の海外ビジネスを計画しています。これについては、来年(2020年)の春頃には発表できるのではないかと思っております。

計画して、出店して、そして実がなるまで、2年あるいは3年かかるかもしれませんが、我々は次の展開として、夢のある事業を展開していきたいと考えています。今年も来年も堅調に進めながら、2年先・3年先は大いなる飛躍をしていきたいという思いを持っています。

以上、簡単で駆け足ですが、説明を終わらせていただきます。ご清聴、誠にありがとうございました。

記事提供:ログミーファイナンス

参考記事

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