これからは「資産の劣化」こそビジネスの大チャンス。それを掴むための思考回路とは?

ところがいよいよ最終局面に近い変化がやってきます。モビリティ革命が始まりだしました。車を持たずに利用したりシェアする社会になってくれば、ますます駐車場の必要性は薄れます。また、電気自動車になれば求められるニーズに対応できない老朽化した駐車場は選ばれなくなります。

資産が負債に変わる瞬間です。

固定経費が掛かる建物ということは、現実に負債になるわけですからいよいよ限界が来る。こういうマンションが日本中にごろごろあります。

優良資産⇒⇒資産⇒【今ココ】⇒負債

必要とされるタイミング、【今ココ】がビジネスチャンスです。

筆者の会社では5年前から駐車場の集客事業を始めてコツコツと機械式駐車場のソリューション事業をつくり、老朽化したマンションの駐車場を収益化したり復活させてきました。

そして今、いよいよモビリティ革命が最後のダメ押しだと確信してこの老朽化駐車場の再生事業を拡大しています。それは「資産が負債に変わる」流れを感じるからです。実際、機械式駐車場の資産劣化をストップする仕事の需要が増えているのを実感しています。

老朽化した機械式駐車場の資産劣化をストップする具体的な方法は以下のようなものです。

  • 管理コストダウンアドバイス
  • 将来発生する費用のアドバイス
  • シェアリングのアドバイス
  • 空き部分の定額借り上げ
  • 管理組合の確定申告の協力
  • 機械式駐車場を買い取って再生し住民優先で貸す

今日も地道に管理組合の総会に出て、これらのアドバイスをしています。これが私の老朽化駐車場の劣化を止める事業です(詳しくはこちら)。 

長期的な変化を先取りして、シンプルにストックビジネスにする

最初は空き駐車場探しだったものをチューニングして老朽化駐車場のコンサルティングに変えた。この資産劣化を止める仕事は継続率が極めて高いのです。そのままにすれば資産が劣化し続けるのですから。つまりこの商売は継続する価値の提供です。

劣化が止まり、お客様は得をした分の中から対価を払うので負担感がない。こうして長期的に劣化するものを見つけて改善するサービスを提供すれば、ストックビジネスの完成です。

これは一例ですので、同じように考えれば資産価値の劣化は他にもたくさんあるものです。とにかく長期的な変化はビジネスチャンス。「劣化するところにストックビジネスを作れ」が合言葉です。

大竹 啓裕

参考記事

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大竹 啓裕
  • 大竹 啓裕
  • 株式会社ハッチ・ワーク 代表取締役会長兼CEO

福島県出身、株式会社ハッチ・ワーク 代表取締役会長兼CEO、株式会社ストック総研 取締役会長
20代はセコム株式会社にて理想的なストックビジネスの原点を経験、その後、30歳でラーメンFCチェーンの創業メンバーとして参画、ラーメンFCとしては全国一位となる約300店のストックビジネスモデル構築の原動力となる。
40代は(株)ハッチ・ワークにて貸会議室「アットビジネスセンター」や月極駐車場探し「アットパーキング」にて国内オンリーワンのサービスを次々開発して事業拡大する。これまでの新規事業立ち上げは20事業以上。
経営者塾ストックビジネスアカデミーではストックビジネス構築を指導。
近著に『ストックビジネスの教科書』(ポプラ社)、『ストックビジネスの教科書 プロフェッショナル』(ポプラ社)がある。

 

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