古いものを「再定義」して新たな価値を生む〜まちに必要なものをつくるUDS中川社長に聞く

ストックビジネスの本質(第1話)

大竹:まちづくりの成果が認められて地方自治体からのお話もあるということですが、人口減、経済も停滞していく雰囲気のあるなかで、キーワードとしては「地方創生」になると思いますが、具体的にはどのような事業や活動がありますか?

中川:鹿児島県薩摩川内市から企画・設計・運営を受託した「薩摩川内市スマートハウス」は、事業コーディネーターとして次世代エネルギー技術を使った次世代の豊かな暮らし方を、新しいデザインで市民の皆さんにご提案しました。

また、滋賀県からは「ここ滋賀」というアンテナショップ事業の企画・設計・運営を受託して、東京の日本橋で立ち上げました。

大竹:基本はまちづくりですが、本当に多岐にわたりますね。

中川:東京でも「練馬区立こどもの森」という公園事業の委託を受けています。

大竹:公園ですか?

中川:はい、4団体でのJV受託ですが、コーポラティブハウスで培ってきたコミュニティ形成のノウハウなどを活かしています。

大竹:事業を進めていくうえで、まちづくりというコンセプト以外に何かこだわっているところはありますか?

中川:古いものに価値を与えるということは、常に考えていますね。

大竹:やはりそこに着目ですか、私もそこは狙っています。これからも古い不動産のストックは増え続けますから有望です。UDSは、まちなどを定義するのが得意なんですね。

中川:「再定義」は好きですね。建物自体は、リノベーションであったり、新しく建てる場合もありますが、古いものを再定義して、その価値を発信するようにしています。

大竹:再定義はストックビジネスでも重要キーワードです。

中川:でも、学者ではないので「これから世の中こうなります」のようなことは言いませんが、コーポラティブハウスをやっていた当時から、分譲と戸建しかないのは変だと思っていて、再定義して選択肢を増やしていく感じです。

独自の立ち位置

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大竹 啓裕
  • 大竹 啓裕
  • 株式会社ハッチ・ワーク 代表取締役会長兼CEO

福島県出身。20代はセコム株式会社にて理想的なストックビジネスの原点を経験、その後、30歳でラーメンFCチェーンの創業メンバーとして参画、ラーメンFCとしては全国一位となる約300店のストックビジネスモデル構築の原動力となる。
40代は(株)ハッチ・ワークにて貸会議室「アットビジネスセンター」や月極駐車場探し「アットパーキング」にて国内オンリーワンのサービスを次々開発して事業拡大する。これまでの新規事業立ち上げは20事業以上。
ストックビジネスアカデミー(経営研究機関)にて長期的に成長する経営メソッドを研究。
近著に『ストックビジネスの教科書』(ポプラ社)、『ストックビジネスの教科書 プロフェッショナル』(ポプラ社)がある。


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