新年度目標第1位は「貯蓄」!貯蓄体質の人の習慣とは

新年度を迎え、「貯蓄しよう!」と決意した人もいるでしょう。とはいえ「お金を増やしたい」と願っているだけでは、先に進むことはできませんよね。

そこで今回は、お金を増やしたい方にぜひやってほしいことをご紹介します。ぜひ取り組んでみてくださいね。

新年度の目標1位は「貯蓄」!

㈱ジェーシービー(JCB)は、「キャッシュレスとデビットカード利用意向に関する実態調査2019」を発表しました。これは、2019年3月8日~11日にかけて全国の20~69歳の男女1000名を対象にインターネッで調査したものです。これによると、新年度(4月から)の目標でもっとも多かったのが「貯蓄」(38%)となりました。

しかし18年の1年間で増やせた貯蓄額は、「0円」が40%ともっとも多くなっています。今年度こそは貯蓄を増やしたいですよね。以下に、今すぐにでも始められるコツをご紹介しています。参考にしてみて下さい。

お金を増やしたい人がやるべきこと

お金を増やすには、支出を抑えて収入をアップさせることが基本です。具体的には、どうすればいいのでしょうか。

固定費に着手する

効率的に節約効果を生み出すには、毎月決まって支払う必要のある固定費を見直しましょう。なかでも家賃は支出額が大きいため、家賃の安い家を選ぶとかなりの節約効果が得られます。

駅から少し離れた距離の物件なら、家賃の相場が下がりやすいです。一般的に言われている「手取りの30%」という基準より、さらに25%に抑えられる物件を探してみるのもいいでしょう。

副業で収入を増やす

いまの仕事で収入アップが期待できないなら、副業で収入を得る選択肢もあります。

日本最大手のクラウドソーシングシステムを手掛けるランサーズ㈱の「フリーランス実態調査2018年版」では、副業フリーランスは744万人、経済規模は約8兆円と過去最高の数字だったことが公表されています。自分の強みやスキルを活かして副業に取り組んでいる人は、今後もますます増えていくでしょう。

なお、サラリーマンの場合「収入から経費を差し引いた所得」が年間20万円を超えたら、確定申告をしなければなりません。また、会社によっては副業を禁止しているところもあります。必ず、事前に会社の規定をチェックするようにしておきましょう。

投資に挑戦する

お金が貯まってきたら、余裕資金を投資するのも視野に入れてみましょう。できるだけリスクを抑えたい方は、株式投資のより変動の幅が小さい「バランス型投資信託」もおすすめです。

※「投資信託」とは「投資家から集めたお金をひとつの大きな資金としてまとめ、運用の専門家が株式や債券などに投資・運用する商品」(投資信託協会)。また「バランス型投資信託」とは、「株式だけとか債券だけというひとつの資産に偏ることなく、複数の資産や市場へバランス良く投資する投資信託」(SMBC日興証券)

また、年間120万円を上限に売却益や配当金が非課税になる「NISA口座(非課税口座)」なら、少ないコストで運用することができます。まずはNISAの範囲内で、投資に慣れてみてはいかがでしょうか。

貯金体質になるためには

貯金がうまくできるかどうかは、普段の行動によって左右されます。次のような取り組みを行ない、貯金体質に近づきましょう!