育児の方法は、人それぞれ。一般的な“やったら良いこと・悪いこと”の共通認識はありますが、子どもの性格によって言い聞かせ方も変わってきますよね。食事や教育方針だって、家庭によって「これがベスト!」の答えは違うはず。

それなのに、人の子育てにいちいち口出しをする人がいるようです。同じ境遇で悩みを共有できるはずのママ友から、子育て論を押しつけられたママたちのエピソードをご紹介します。

自分の教育方法がすべて正しい! の押しつけモンスター

教育にまつわる子育て論は、意見が食い違いやすい部分。教育に関する議論も、お互いの意見・情報交換でとどまれば有意義なのですが…自分の理想を押しつけてくるママもいるようです。

「うちの子は早くから、ひらがなに興味を持ちはじめました。本人がやりたがるから教えていたのですが、それを知ったママ友が『文字を早くから覚えると、絵本を読んだときに文字ばかりに意識が行って情緒が育たない!やめるべきだよ。今は想像力が重視される時代だよ』と熱く語り出しちゃって…私が同意するまで納得してくれませんでした」

ひとつの事柄にもさまざまな側面があるので、このエピソードのように「文字を早くから覚えることにはデメリットもある」というのは事実なのかもしれません。母親同士で育児について話をすると、こうして自分が見逃していた新しい情報を得られることも。ママ友は同じ時代で子育てをしている“同士”のため、新しい気づきをくれる存在でもあります。

しかし「これが正解だから、あなたも同じようにするべき」と迫ってこられると、少々厄介ですよね。このひとことがあるだけで、途端に“押しつけモンスター”のような雰囲気に。

相手の話に聞く耳を持つことは大切ですが、これでは嫌な気分になってしまうのもうなずけます。

手をかけることが正しい! 食育押しつけモンスター

次に多かったのは、食事に関する意見を押しつけてくるタイプです。