株式市場の振り返り-日経平均株価は反落、売買代金は再び2兆円を割り込む薄商い

2019年1月28日(月)の主要指標(カッコ内は前日終値比)

  • 日経平均株価 20,649円(▲124円、▲0.6%) 反落
  • TOPIX 1,555.5(▲10.5、▲0.7%) 3日ぶり反落
  • 東証マザーズ総合指数 949.6(▲18.2、▲1.9%) 4日ぶり反落

東証1部上場銘柄の概況

  • 値上がり銘柄数:560、値下がり銘柄数:1,498、変わらず:69
  • 値上がり業種数:1、値下がり業種数:32
  • 昨年来高値更新銘柄数:0、昨年来安値更新銘柄数:13

東証1部の出来高は10億6,502万株、売買代金は1兆8,765億円(概算)となり、いずれも先週末より減少しました。米国政府機関の一部閉鎖が解除される見通しになったものの、それ以外に手掛かりとなる材料が全くなく、再び閑散相場へ逆戻りしました。週初で外国人投資家の参加が少なかったこともあり、売買代金も2兆円を割り込んでいます。

そのような中、日経平均株価は終日マイナス圏での推移となりました。前場は相応に買いが入ったものの、後場の半ばから下げ幅を徐々に拡大し、大引け直前には一時▲149円安となる場面が見られました。最後はやや挽回しましたが、反落で引けています。

なお、TOPIXも同じような値動きとなり、こちらは3日ぶりの反落で引けました。

東証マザーズ総合指数は4日ぶり反落、売買代金は14日ぶりの1,000億円割れ

東証マザーズの出来高は6,478万株、売買代金は982億円となり、いずれも先週末より減少しました。引き続き個人投資家の物色意欲に改善の兆しが見られてはいるものの、売買代金は14日ぶりに1,000億円を下回るなど小休止といったところです。

また、総合指数も▲2%弱下落する4日ぶりの反落となりました。依然として着々と900ポイントを固めつつありますが、今後は個人投資家の物色意欲のさらなる回復が焦点になると思われます

スズキなど自動車株が総じて安く推移、大成建設などゼネコン株も値下がり目立つ

個別銘柄では、ダイキン工業(6367)が大幅安となり、ソフトバンクグループ(9984)も大きく値を下げました。

また、自動車株も総じて安く、トヨタ自動車(7203)が値を下げ、インドの子会社が減益決算となったスズキ(7269)は一時▲4%強下落の大幅安となっています。

さらに、ハイテク株にも安く推移する銘柄が多く、日本電産(6594)、ローム(6963)、TDK(6762)、オリンパス(7733)、シャープ(6753)などが大きく値を下げました。

その他では、任天堂(7974)が▲3%弱安の大幅下落となり、大成建設(1801)などゼネコン株も冴えない値動きに終わったことが目を引きました。

一方、日立製作所(6501)が上昇し、東京エレクトロン(8035)やニコン(7731)も堅調に推移するなど、ハイテク株の一角が買われました。また、良品計画(7453)が一時+4%強上昇し、高島屋(8233)も急反発するなど、小売株の一角が買い戻されたようです。

ただ、2兆円を割り込む低水準の売買代金が示す通り、全体的に目立った値動きは少なかったようです。

新興市場(東証マザーズ)では、先週末にストップ高となったCYBERDYNE(7779)が▲13%安の暴落となり、同じくストップ高だったユーザベース(3966)も急反落となりました。また、メルカリ(4385)やサンバイオ(4592)など時価総額の大きい主力株も安く推移して引けています。

一方、自動制御システム研究所(6232)やポート(7047)が値を上げたのが注目を集めました。

葛西 裕一