日経平均株価、本格反発になるための節目は? 今週は米株の動きに要注意

2019年1月27日 テクニカル分析

先週の動きをテクニカル面から振り返ってみましょう。前週にローソク足の実体が25日移動平均線を回復すると、先週はそのまま割り込むことなく、25日線にサポートされるように上昇しました。

大きなポイントは、5日移動平均線が25日移動平均線を下から上に抜けるゴールデンクロスが形成されたことです。短期的な目線は上に持っていいでしょう。

ただし、25日線、75日線ともに傾きはまだ下向きです。本格的な反発になるためには、心理的な節目である21,000円、75日線と重なる21,500円あたりへの回復が必要でしょう。いずれも過去にもみ合い、売買が積み上がっているところです。

特に21,000円は、2018年10月26日の安値(20,971円)にも重なります。ここを抜けるにはエネルギーが必要となりますが、抜けてしまえば、強いサポートラインに変わる可能性があります。

月初から3週間上昇が続いたことから、一服感もあります。先週は短い陰線と陽線が繰り返しました。投資家の迷いが現れています。21日には一時、20,892円と、21,000円に迫りながらも奪回はできませんでした。

こういったことから今週、若干の調整が起こる可能性もあります。その場合の下値めどとしては、節目となる20,000円のほか、2019年1月4日と1月7日の間の窓埋めとなる19,655円あたりが意識されます。

下原 一晃

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下原 一晃

マーケティング会社、リクルートなどを経て、PRプランナー・ライターとして独立。
株式投資、投資信託をはじめとする資産形成や、年金、相続などに関する情報提供を行っている。あわせて、個人投資家がテクニカル理論を身に付けるためのヒントや知識の紹介にも取り組んでいる。
日本テクニカルアナリスト協会認定テクニカルアナリスト(CMTA)。