シリーズでお伝えしている「注目小売店月次実績」。今回はコーヒーチェーン店「コメダ珈琲」を運営するコメダHD(3543)の、2018年12月にの月次動向及び過去実績、また過去1年の株価動向について振り返ってみましょう。

直近の月次実績はどうだったか

2019年1月9日に更新されたコメダHDの2018年12月既存店売上高は、対前年同月比で110.8%とプラス成長となりました。なお、客数・客単価の内訳は開示されていません。

また全店売上高も118.0%とプラス成長となっています。

今期の既存店売上高の振り返り

では、2019年2月期のここまでの既存店売上高はどう推移してきたのでしょうか。

今期は3~5月の3カ月がマイナス成長となったものの、6月以降7カ月続けてのプラス成長を維持しています。特に10月以降は110%を超える数字が続くなど、足元の既存店売上高は好調に推移しています。

また全店売上高は今期全ての月でプラス成長となっており、10月以降は118~119%の高い成長を見せています。

過去1年の株価動向はどうだったか

最後に同社の株価動向を見ていきましょう。

同社の2018年の株価は、1,900円〜2,400円でレンジ相場を形成していました。現在は2,000円付近のレンジ相場下限に近づいています。

下期に入り既存店・全店いずれも好調に推移しています。この好調さがどこまで続くかに注目が集まるのではないでしょうか。

コメダホールディングスの過去1年間の株価推移

参考データ:2019年2月期 FC向け卸売売上前年比・総店舗数

LIMO編集部