ニューヨーカーが今いちばん読んでいるビジネス書は?(2018年11月調べ)

米書店バーンズ&ノーブルのビジネス書売れ筋トップ10

この記事では、某商社ニューヨーク本店に勤務するビジネス書大好き人間が、日々通う書店のビジネス書コーナーで感じたことをお話ししていきます。

12月に入り、あっという間に2018年が終わりを告げようとしています。12月と聞いて多くの人が思い浮かべるイベントはクリスマスですよね。皆さんには、機会があればぜひNYでクリスマスを過ごすことをおすすめします。毎年、ロックフェラーセンターでは、クリスマスツリーが点灯します。その美しさはもちろんのこと、点灯式の日に無料ライブが行われたり、目の前でスケートができたりと、クリスマスデートにもってこいのスポットなんです。人生で一度くらいはNYでクリスマスをすごすのも素敵ですよ。

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それでは、11月のランキングを見ていきましょう。

バーンズ&ノーブル(BARNES & NOBLE)の11月のビジネス書売れ筋ランキング

※ 順位/タイトル/邦題(翻訳書がないものは編集部で独自に訳した仮題)/著者

1.The Laws of Human Nature/(仮題)人間性の法則/著:ロバート・グリーン

2.Dare to Lead: Brave Work. Tough Conversations. Whole Hearts./(仮題)思い切って率いなさい:勇敢な仕事。力強い対話。真心。/著:ブレン・ブラウン

3.Leadership: In Turbulent Times/(仮題)リーダーシップ:荒れ狂う時の中で/著:ドリス・カーンズ・グッドウィン

4.Think and Grow Rich/(邦題)思考は現実化する(きこ書房)/著:ナポレオン・ヒル

5.Rich Dad Poor Dad: What the Rich Teach Their Kids about Money That the Poor and Middle Class Do Not!/(邦題)金持ち父さん 貧乏父さん:アメリカの金持ちが教えてくれるお金の哲学(筑摩書房)/著:ロバート・キヨサキ

6.The 7 Habits of Highly Effective People: Powerful Lessons in Personal Change/(邦題)7つの習慣 ―成功には原則があった!(キングベアー出版)/著:スティーブン・R・コヴィー

7.Open Veins of Latin America: Five Centuries of the Pillage of a Continent/(邦題)収奪された大地 ―ラテンアメリカ五百年(新評論)/著:エドゥアルド・ガレアーノ

8.How to Win Friends and Influence People/(邦題)人を動かす(創元社)/著:デール・カーネギー

9.Atomic Habits: An Easy & Proven Way to Build Good Habits & Break Bad Ones/(仮題)小さな習慣:良い習慣を生み、悪い習慣をなくす簡単かつ実証済みの方法/著:ジェームズ・クリア

10.StrengthsFinder 2.0/(邦題)さあ、才能(じぶん)に目覚めよう 新版 ストレングス・ファインダー2.0(日本経済新聞出版社)/著:トム・ラス

ベストセラー著者が迫る「人間性」の秘密

まず紹介するのは、1位にランクインした『The Laws of Human Nature』です。著者のロバート・グリーンは、ベストセラーの『The 48 Laws of Power』も執筆しています。同書では「権力に屈しない方法」について書かれていましたが、今作のテーマは「人間性の把握」です。

社会的動物である私たち人間は、人生において他者との関わりが不可欠です。つまり、「人間がどういった生物なのか」がわかれば、あらゆる物事が良い方向に向かうのです。あなたの悩みも、ほぼすべて人間が絡んだものではありませんか?

ラテンアメリカの近現代史と、習慣化のメソッドの本

次に紹介するのは、7位にランクインした『Open Veins of Latin America』です。ラテンアメリカの近現代史を、植民地化・差別・貧困などの観点から学ぶことのできる一冊で、元ベネズエラ大統領のウゴ・チャベスが、元アメリカ大統領のバラク・オバマに送ったことでも有名です。アメリカと同じく先進国である日本では実感が湧きにくい歴史を知ることで、いろいろと考えさせられる一冊です。

最後に紹介するのは、9位にランクインした『Atomic Habits』です。Googleやスタンフォード大学で講演を行うジェームズ・クリアが、習慣形成のメソッドについて書いた一冊です。日本の書店にも「習慣」に関する書籍は多く置かれており、その重要性はあなたも知るところでしょう。これをマスターすれば、モチベーションのコントロールも仕事での成功も可能といいます。社会人必読の一冊かもしれませんね。

まとめにかえて

今回は、「習慣」に関する書籍が2冊もランクインしました。きたるべき2019年に向けての準備として、あるいは新しい年の目標として、「よい習慣」を身につけるというのはいかがでしょうか。

次回は、どんな本がランクインするのでしょうか。
それでは、次回のランキングをお楽しみに!

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参考記事

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クロスメディア・パブリッシング

2005年創業。ビジネス書・実用書を中心とした書籍出版や企業出版、メディア・コンテンツ事業、デザイン制作事業などを手がける。

主な刊行書籍に、20万部突破の『誰からも「気がきく」と言われる45の習慣』をはじめ、『特定の人としかうまく付き合えないのは、結局、あなたの心が冷めているからだ』 『起業家のように企業で働く』 『すべての仕事を紙1枚にまとめてしまう整理術』 『21世紀のビジネスにデザイン思考が必要な理由』 『自分を変える習慣力』 『鬼速PDCA』など。