いざ結婚を考えたとき、まず何が気になりますか。相手の収入や職業が気になるという人も多いと思います。一生の伴侶になる人が、お金で苦労しそうな人だとツライですよね。お金には人生を変える力がありますから、お金で困らない人を選びたいところです。

そこで今回は、将来お金で苦労しそうな男性の見分け方について4つのポイントをご紹介したいと思います。

1人暮らしの経験がない

1人暮らしの経験がないと、生活に必要な知識が少ないまま結婚してしまうことになります。経験者なら理解できると思いますが、1人暮らしを始めると、自分はなんて無知だったのかと思い知らされますよね。水道代や光熱費がいくらかわからない、引っ越したらどういう手続きをすべきかわからない、食費に毎月いくらかかるのかわからない。最初はそんな状態ではないでしょうか。

さらに、家事や身の回りのことができないまま育ってしまう男性は少なくないですよね。女性の場合は、母親のお手伝いとして一通りの家事のやり方がなんとなくわかる人もいると思います。しかし、洗濯機の使い方がわからないとか、アイロンのかけ方や表示マークの意味がわからないとか、ごみの分別がわからないとか、そんな状態で社会人になることもあります。

そうなると、一般常識的な金銭感覚が身につかないまま社会に出てしまうことになり、誰にも教えてもらえないまま大人になってしまいます。本人が素直で他人の意見を聞き入れられる人であれば大きな問題にはなりませんが、そうでない場合は大変なことに。大人になるまでに金銭感覚が養われていないという点では、お金に苦労する可能性の高い男性です。

話題や趣味が幼い

時々話していて、趣味や話題が何となく幼ないなと感じる男性もいると思います。そういう男性も、お金で苦労する人である可能性があります。その人の趣味や嗜好については何も言えませんが、同世代より幼く感じる場合には内面的に大人になりきれていないかもしれません。

となると、自制ができず好きなものに好きなだけお金をかけてしまう、ということがありえます。たとえば、ソーシャルゲームなどに課金している人。歯止めがきかなくなってしまい、欲望のままにお金をつぎ込んでしまいます。誰でも、課金する前は「いくらまでにしよう」と心に決めてはいるものです。しかし、それが止まらず、自分を抑えることができずに行き過ぎた課金をしてしまうんですよね。

今はソーシャルゲームがその対象であるかもしれませんが、そういうタイプはこの先の人生でいろんなものに興味を持ち、いろんなものにお金を使ってしまう可能性があります。そうなると、「自分を抑制できない人」と一生付き合っていかなくてはなりません。何をきっかけに、何にどのくらいお金をかける人なのかわからないため、一緒にいると苦労する可能性がありますね。

他人に「お金貸して」「奢って」と簡単に言う人

人に軽々しく「奢ってください」とか「お金貸してください」という人、時々いますよね。あなたの周りにはいませんか。そういう人の多くはお金の価値を理解していません。人が人生の一部の時間を使って稼いだお金という資産を、あまりに軽々しく扱いすぎですよね。

こういう人に限って、自分は全然お金を出さないというパターンも多いものです。家族になっても自分の財布のヒモが固く、子どもや奥さんのためにお金を使うのはイヤというのがこのタイプ。簡単な言葉で言ってしまうと「ケチ」なのですが、それが家族にも及ぶため、奥さんに収入がなくなると家族がかなり窮屈な思いをして生活することになってしまいます。

一方で、人に「奢って」と言うけれど、自分も部下や後輩によく奢るという人もいます。「奢ってください」「ごはんに連れて行ってください」という言葉をコミュニケーションツールの一つとして使っているのがこのタイプです。気前はよく、面倒見もいいのですが、奢りすぎでお金がなくなってしまうことも。

いずれにせよ、他人に対して軽々しく「お金貸して」とか「奢って」と言えるような人は、心から信用できないものです。ちょっとしたじゃれ合いのような感覚で本人は言っているのかもしれませんが、将来を託すには不安が残る相手ですよね。

浮気グセのある人

そもそも浮気グセのある人を生涯の伴侶に選ぼうという人はいないと思いますが、浮気グセがある人はその存在自体が「リスク」と言えます。このタイプは人の心をないがしろにして、傷付けて、それでも自分の欲望や快楽を優先してしまう人です。嫌なことを後回しにする癖があり、けじめをつけられないままズルズルと浮気に…という人もいますが、いずれにしてもいい特性ではないですね。

こういう人と結婚すると、自分の家庭が壊れるだけでなく、相手方の家庭をも壊してしまうリスクがあります。浮気で慰謝料を請求された、なんて話を聞くこともありますよね。こちらの家庭が離婚しないでやり直すことを選択した場合、慰謝料の負担はそのまま家計の負担となります。そんな生活に耐えられるでしょうか。

筆者の知人には結婚相手に浮気され、やり直したものの精神的にダメージが大きく病院へ通っている人もいます。仕事も手に就かなくなって退職し、病院通いの生活となってしまいました。こうした場合、経済的な負担も精神的な負担も大きいため、将来にわたって苦労することになりそうです。

まとめ

いかがでしたか。お金で苦労しそうな男の人、意外とあなたの周りにもいませんか。お金で苦労すると、夫婦の間に溝が生まれることもあります。お金の切れ目は縁の切れ目、という言葉もあるように、お金の影響力は良きにつけ悪しきにつけ大きいものです。自分の身を守れるように、相手の人を慎重に選んでくださいね。

大塚 ちえ