子供のための貯蓄型保険はどれがおすすめか

選ぶ際のポイントを考える

ANURAK PONGPATIMET/Shutterstock.com

親になったとき、子供の将来を思い描き、教育費を貯める手段として貯蓄型保険を検討する方も多いのではないでしょうか。この記事では、子供のための貯蓄型保険としてどんな保険を選ぶべきか、また選ぶポイントは何か、について解説します。

預貯金と保険のどちらを選ぶか

というのも、金利に期待できない今、貯蓄型保険は預貯金と比べて確実に教育費を貯めることができる手段として注目を集めています。

ただ、ひとくちに貯蓄型保険といってもいろいろな種類があり、保険会社によって保障内容もちがうため、どれを選ぶべきか悩むところです。

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子供のために選びたい貯蓄保険

貯蓄型保険には、終身保険、養老保険、個人年金保険、学資保険がありますが、このうち、子供のために選ぶなら学資保険がおすすめです。

子供の将来を考えるとき、親として一番心配なのは教育費でしょう。学費が用意できないことを理由に、親としては子供が希望する進路をあきらめるということはさせたくはありません。

学資保険は、主に教育費の貯蓄を目的にしており、子供の入学、進学の節目に合わせて一時金や満期保険金が受け取れるように設定してある商品がほとんどです。

また、契約者である親に万が一のことがあった場合、その後の保険料の支払いを免除してもらうことができます。保険会社によっては、保険料の払い込み時期期間まで設定できるものもあり、家庭の状況にあった保険を選びやすくなっています。教育費としての貯蓄と考えるのであれば、学資保険を選ぶメリットは大きいといえるでしょう。

もし、加入条件を満たすことができない場合は、自身を被保険者とした終身保険を選択肢として考えてみるのもひとつの方法でしょう。

学資保険選びのポイント

つぎに、学資保険を選ぶためのポイントを解説します。

ポイント①:返戻率100%以上の商品を選ぶ。

返戻率(へんれいりつ)とは、支払った保険料に対して、一時金も含めて満期までにいくら受け取ることができるのかという割合です。

貯蓄性の部分を重視するのであれば、「支払った保険料<満期までに受け取る金額」となる学資保険を選ぶのが理想的です。

ポイント②:満期保険金、一時金をいつ受け取ることができるのかを確認する。

経済的な理由等で途中解約等を検討しなくてはいけない時もあります。

ただ、そのようなことをすると、返戻率が下がってしまう場合がありますので、それぞれの家庭で一時金や満期保険金が必要になると思われる時期を十分に検討したうえで、保険を選ぶようにしましょう。もちろん、月々の保険料が、家計を圧迫しない程度に抑えるように設定することも大切です。

ポイント③:保険料と支払期間を確認する。

保険料を何年に渡って払込むのか当然ながら保険料も違ってきます。毎月の保険料はどの程度の水準が家計にとって「やさしいのか」、検討してみましょう。

ポイント④:割引特典がないか確認する。

保険によっては、一定条件を満たすことで適用される特典があります。ぜひ確認してみましょう。

おわりに

子供のために加入したい貯蓄型保険として学資保険を紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。選ぶ保険によっては、金融機関の預貯金よりも効率的に教育費のための貯蓄ができる商品があります。学資保険への加入を検討されている方は、ぜひ、本文で述べたポイントをもとに、自分の家庭にあった学資保険を選んでみてください。

【ご参考】貯蓄とは

総務省の「家計調査報告」[貯蓄・負債編]によると、貯蓄とは、ゆうちょ銀行、郵便貯金・簡易生命保険管理機構(旧郵政公社)、銀行及びその他の金融機関(普通銀行等)への預貯金、生命保険及び積立型損害保険の掛金(加入してからの掛金の払込総額)並びに株式、債券、投資信託、金銭信託などの有価証券(株式及び投資信託については調査時点の時価、債券及び貸付信託・金銭信託については額面)といった金融機関への貯蓄と、社内預金、勤め先の共済組合などの金融機関外への貯蓄の合計をいいます。

LIMO編集部

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LIMO編集部は、個人投資家向け金融経済メディアであるLongine(ロンジン)の執筆者である国内外大手証券会社で証券アナリストや運用会社のファンドマネージャーとして長年の調査や運用経験を持つメンバーやビジネス系インターネットメディアでの運営経験者等を中心に構成されています。国内のみならずグローバルの視点から、金融・経済ニュースや投資に関する知識・アイデア、ビジネスパーソンの役に立つ情報ををわかりやすくお届けします。