おしゃれな100円ショップ「セリア」2018年9月の動向

注目小売店月次実績シリーズ

シリーズでお伝えしている「注目小売店月次実績」。今回は100円ショップ「セリア」を運営しているセリアの2018年9月に関する月次動向及び過去実績動向、過去1年の株価動向について振り返ってみましょう。

直近の月次実績はどうであったか

セリアが2018年10月5日に発表した同年9月の月次売上高における既存店売上高は対前年同月比100.1%となり、かろうじてプラス成長となりました。

既存店売上高の内訳は、客数が同99.4%、客単価が同100.7%となり、客数は若干マイナス成長であるものの、客単価の増加で全体が成長する格好となりました。

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今期の既存店動向の振り返り

9月で2019年3月期上期が終わりました。6か月累計の既存店売上高は対前年同期比99.3%で、若干のマイナス成長となっています。

また、その内訳は客数が同99.3%、客単価が同100.0%。客単価は横ばいのものの、若干ですが客数のマイナス成長が既存店売上高の足を引っ張る格好となっています。

過去1年の株価動向はどうか

さて、最後にセリアの過去1年の株価の動きについてみていきましょう。

過去1年で見ると、一時は7000円を超える株価を付けるときもありました。一方、現在は3000円台後半の株価となっています。

ここまで見てきたように既存店売上高はおおむね横ばいと、株式市場では多くの投資家が注目する同指標で大きくポジティブな状況とは言えない状況です。今後の株価という意味では、これまで以上に既存店売上高の推移には注目です。

青山 諭志

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慶應義塾大学卒業後、国内大手及び外資系大手金融機関に合わせて10年以上勤務し、株式市場を中心にマーケット関連の仕事に従事。その後独立。金融機関では主にアナリストとして企業や産業調査活動に従事。調査内容としてはミクロ・セミマクロが主な分析対象だが、好きなのはマクロ分析。記事で取り扱うテーマはマーケット、企業分析といった株式市場関連の分析や貯蓄といった個人の資産運用(パーソナルファイナンス)を取り扱う。最近は「富の分配」問題や「お金持ち」である富裕層研究にも時間を割いている。その他に興味のある分野はブロックチェーン技術とゲノム(ジーノム)。