効率的にお金を貯める方法として、よく耳にする「貯蓄型保険」。貯蓄型保険とは耳慣れない言葉と感じる方もいるかもしれません。一体どのような保険なのでしょうか。ここでは貯蓄型保険とはどのような保険なのか、どのような種類があるのか、といった点についてご説明していきます。

貯蓄型保険にはどのような種類があるのか

貯蓄型保険とはどのような保険を指すのでしょうか。

貯蓄型保険とは、毎月(年払のこともある)の保険料を万が一の時に(死亡)保険金として受け取れる保険です。加えて満期に満期保険金として受け取ることができる貯蓄性がある保険のことです。

代表的な貯蓄型保険としては、「養老保険」、「こども保険(学資保険)」や「終身保険」があげられます。終身保険はこの中でもやや異質ですが、その特徴については後ほど説明いたします。

そして、これらの保険は、保険販売件数のランキングを見ても売れる人気の保険ともいえます。

それでは、それぞれの貯蓄型保険の特徴をしっかり把握しておきましょう。

養老保険

養老保険とは、保険期間内に被保険者が死亡した時には死亡保険金を受け取ることができます。また、満期を迎えた際には満期保険金を受け取ることができます。

こども保険(学資保険)

こども保険は、子供の教育に関する保険。学校入学などの教育の節目に祝金(生存給付金)を受け取ることができます。また、満期には満期保険金を受け取ることができます。

終身保険

終身保険はその名のとおり、死亡保障が一生涯続く保険です。満期保険金はありませんが、時間の経過とともに解約返戻金が増えていくため、この側面を「貯蓄性」と評価されることがあります。

世代別の貯蓄型保険の考え方

さて、ここからは世代別の貯蓄型保険について考えてみましょう。