シリーズでお伝えしている「企業年収給与研究」。最新の有価証券報告書をもとに注目企業の従業員の年収・給与や従業員数を見ていきましょう。今回は国内大手民放企業を抱えるTBSホールディングスです。

TBSホールディングスの平均年間給与はいくらか

TBSホールディングス(提出会社)の2018年3月31日時点での平均年間給与は 1632.2万円と1000万円を超えています。また、従業員の平均年齢は51.5歳となっており50歳を上回っています。平均勤続年数は25.0年となっています。

TBSホールディングスの従業員数は何人か

有価証券報告書の提出会社(単体)の従業員数は2018年3月31日時点で83名。単体で80人以上の従業員数がいます。単体のセグメント別従業員数は以下の通りです。

  • 放送事業:ー名
  • 不動産事業:1名
  • 全社(共通):82名

また、連結の従業員数は5552名。セグメントごとの内訳は以下の通りです。

  • 放送事業:2921名
  • 映像・文化事業:2159名
  • 不動産事業:80名
  • 全社(共通):392名

過去5年の業績動向

TBSホールディングス(連結)の業績推移についても見ておきましょう。

まず、売上高ですが、過去5年をみると、直近4年間は概ね増収傾向となっています。2014年3月期に3543億円であった水準が、2018年3月期には売上高は3619億円となっています。

また、経常利益については増益傾向が継続しています。2014年3月期には180億円の水準であったものが、2018年3月期には269億円にまで増加しています。

投資家が重視する「ボトムライン」でもある親会社株主に帰属する当期純利益は経常利益と同様に増加傾向で、2014年3月期には96億円あったものが、2018年3月期には171億円とほぼ倍増しています。

今後の注目点

TBSホールディングスでは「グループ中期経営計画2018」を推進してきましたが「連結営業利益」と「売上高営業利益率」については、最終2018年度の計画値を初年度に2年前倒しで達成。

2018年2月「グループ中期経営計画2020」を策定し、新たな目標に向かってグループ一丸となって取り組んでいくことを決定。

その方向性は以下の3つ。

  • TBSテレビの競争力向上、最強・最良コンテンツを創出
  • TBSシナジーを生む総合メディアの多様化と挑戦
  • TBSグループが果たすべき社会的責任の遂行

更に2020年度の達成目標を、連結売上高4000億円、連結営業利益250億円、売上高営業利益率6.3%と設定。

まとめにかえて

年収や給与といった金銭面での条件は仕事をする人にとっては誰もが気になる要素ではないでしょうか。金銭面での処遇以外にも、働きがいや働きやすさといった職場環境が大事なのは言うまでもありません。

ただ、年収や給与などの「お金」の話は親しい仲でも聞きにくいというのが実際ではないでしょうか。こうしたデータが就職活動や転職活動の参考になれば、幸いです。

【注意点】有価証券報告書における年間平均給与及び従業員数について

平均年間給与は、賞与及び基準外賃金を含んでいます。また、従業員数は就業人数です。基本的には、社外からの出向者を含み、社外への出向者は含みません。

【ご参考】有価証券報告書とは

日本証券業協会によれば、有価証券報告書は「金融商品取引法に基づいて上場会社が事業年度ごとに作成する会社内容の開示資料です。株式を上場している会社は、各事業年度終了後、3か月以内に財務局長および上場証券取引所に有価証券報告書の提出が義務付けられています」とされています。

LIMO編集部