職場の人とは一緒に仕事をするだけ、とドライにいきたいところですが、仕事をしていると、飲み会、ランチ、各種親睦会など、様々なお誘いを受けることがあります。社会人にはどのような仕事上の付き合いがあるのか、なぜ勤務時間外の付き合いがあるのか、また付き合いを断りたい時はどのようにしたらよいのかといった点についてみていきましょう。

仕事上の付き合いが、円滑な人間関係に一役買っている

仕事をしていて、「仕事が楽しい」と感じるのはどんなときでしょう。やりたかった仕事を与えられたときでしょうか?思い通りに仕事が進んだときでしょうか?たしかに、仕事の内容ややりがいによって、仕事の楽しさを感じることもあるかもしれませんが、実は「仕事が楽しい」と感じる人は、一緒に仕事をするメンバーに恵まれていることが非常に多いのです。

仕事のやりとりだけでは、一緒に仕事をして楽しいと思うことができるほどの良好な人間関係を築くことはなかなかできません。飲み会やランチなどが、お互いを理解するきっかけになることも多いのです。

なお、職場によっては、「お局様」に代表されるように、仕事上の地位とは別に、「社歴が長い」「一番年上」などの理由で、職場内において、他のメンバーよりも一目置かれる存在の人がいます。本来であれば、上司ではないので従う必要は全くないのですが、こういった人は、少なからず社内の人間関係に大きな影響力を持っていることがあります。反発して関係を悪くするよりも、そつなくお付き合いしていくほうが賢明かもしれません。

仕事上のお付き合いを断りたいと思ったら

良好な関係を築くためとはいえ、「仕事上の付き合いに毎回参加するのはきつい・・・」と感じる人も多いでしょう。そんなときは無理をせず、お付き合いは数回に1回程度にして、適度にお休みをとりましょう。そんなときのために、スマートな断り方を覚えておくというのも、よい手かもしれません。

ワンランク上の仕事上のお付き合いに挑戦!?

仕事上の付き合いは面倒と感じる人がいる一方で、上司や会社の上層部など、自分よりも立場が上の人と、積極的に関わりたいと考える人もいます。上司はともかく、会社の上層部ともなると、飲み会やランチといったレベルの仕事上の付き合いでは、なかなか顔をあわせることもないのではないでしょうか。全社集まっての懇親会などの機会を利用するのもよいですが、ゴルフなど、会社の上層部の人が好む趣味をたしなんでおくことで、思わぬ機会に恵まれることもあるかもしれません。

まとめにかえて

学生時代とは違い、「気が合わなければ近づかなければいい」ではすまない職場の人間関係。この人間関係を円滑にするためにも、無視はできない仕事上の付き合いですが、目的はあくまで仕事のしやすい環境づくりです。自分に合ったペースを守っての付き合いをおすすめします。

LIMO編集部