育児は「他人事」な夫、その心を動かしたのは○○だった!

試行錯誤の末にたどり着いた結論とは

MAHATHIR MOHD YASIN / Shutterstock.com

子どもが生まれて急激に夫婦仲が悪化するのは、悲しいけれどよく聞く話。私もいざ子育てがはじまると、いつまで経っても父親らしくならない夫に対してイライラのオンパレードでした。自分のペースを一切崩さなかった夫を変えようと、当時の私はさまざま作戦を決行し、その度に玉砕。しかし今では、積極的に子どもの面倒を見てくれるいいパパに変身しています。

優しいけれど自主的に育児をすることのない夫

私の夫は、基本的に穏やかな性格です。私がイライラして八つ当たりしても怒らないし、子育てにもまったく無関心だったわけではありません。お願いすれば休日には子どもと遊んでくれるし、お風呂にも入れてくれます。けれど、だからこそ私が追いつめられていても、周囲から「○○ちゃんの旦那さんは、まだやってくれるほうよ」と、それ以上求めることがワガママであるかのように言われるのです。

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周囲には協力的に見える夫ですが、息子が生後2カ月のころ私が40度近い熱を出したときも、夜間のおむつ替えを変わってくれませんでした。保育園に行き出してからも、朝は自分の身支度のみ。息子の着替えや検温などは協力してくれません。私が仕事で夫だけ休みの日でも、家で1日息子の面倒を見る気がないどころか、送迎すら私の役割でした。

ほかにも不満を挙げればキリがないのですが、夫の特徴として決して嫌だからやらなかったのではありません。ただ単に、自分もいっしょにやるべきことだとはカケラも思っていなかったのです。

そんな姿に「親として、子どもの面倒は自分も見る!」という自覚が芽生えていないんだなぁと常々感じていました。「他人事」とは、まさにこのことです。

作戦その1 タスクを書きだして役割分担を決める

このままでは我が家も産後クライシスになりそう!と思い、夫と話し合うことにしました。まずは、どこかで目にしたタスクを可視化することから始めてみることに。男の人はどう手を出していいか分からないそうで、やることをリストにすると協力しやすいのだそうです。

さっそくリストを作って話してみたところ、一応は納得してくれた様子。性格は温厚なので、私の話に不満を言うこともありませんでした。そして翌朝、息子の着替えや保育園に持参するおむつの準備をしてくれたのです。これは効果的!と感動したもつかの間、どうやら3日坊主だったようで、あっという間に元に戻ってしまいました。毎日こと細かくお願いをしなければ、スッと忘れてしまうようです。

作戦その2 第三者が書いた記事を見せる

次に、私が日頃どんなことを大変に感じているか、どんなふうに子育てに関わってほしいかを夫に理解してもらう作戦に出ました。私の気持ちを直接伝えても他人事のように流されるので、世の母親たちの苦悩について書かれた記事を読んでもらうことに。そこには、私の気持ちがそっくりそのまま書いてあり、それを第三者に代弁してもらうことで夫の心に響くのではないかと思ったのです。

しかし、その記事もあっさり流し読みされ「ふ~ん」で終わってしまいました。このときの私は、育児疲れもあり追い詰められた状態。ネットのスポーツニュースは熱心に見るくせに!と、だんだん怒りも頂点に。「この人は怒らないだけで、優しいわけじゃないんだ。思いやりなんてない。むしろ、私に関心がないから怒らないのかな?」と思うようになっていました。

結局は子どもにしか夫の心は動かせなかった

よく「夫には期待しない」という言葉を耳にしますが、当時の私もほぼ諦め状態。このままでは、離婚まっしぐらかも…と思うことも増えていました。そんな夫が変わりはじめたのは、息子が少し喋り始めてからのことです。

パパ大好きっ子に育った息子が「パパ! パパ!」と求めるようになって、ようやく夫も自分で考えて今必要なことを協力してくれるようになりました。息子がパパ大好きに成長したのは、もちろん夫自身のおかげ。しかし同時に、私も常に心がけていたことがあります。それは、息子の前で夫の悪口を言わないことです。

私が夫の存在を軽く扱うことで息子がパパを尊敬しなくなるのを恐れて、私は子どもに対していつも「パパはね、ママと○○くんのためにお仕事頑張っているからね」とか「パパも本当は○○くんと遊びたいんだよ、パパも○○くんが大好きなんだよ」と言うように心がけていました。

コミュニケーションを諦めないことの大切さ

今回ご紹介したエピソード以外にも、さまざまな試行錯誤を繰り返しました。結果的に、夫がともに育児をしてくれる戦友になるまで、かなり長い時間がかかったかもしれません。しかし、早々に諦めてコミュニケーションすらやめてしまっていたら、今の姿はなかったようにも感じます。ダメ出しばかりの私にひたすら耐えてくれた夫にも、もう少し感謝しなければなりませんね。

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