金融のプロは見た! お金が集まってくる人、お金が逃げていく人

お金が集まってきたらいいなと思ったこと、誰にもあるのではないでしょうか。逆に、お金が自分から逃げていくような感覚に陥ったことがあるという人も少なくないかもしれませんね。今回は金融機関勤めの人に聞いた「お金が集まってくる人」と「お金が逃げていく人」の特徴をご紹介します。参考にしてみてくださいね。

お金がある人にお金が集まる?

お金がある人のところにお金が集まる。そう聞いたことはないでしょうか。金融機関にいると、こういう人を多く見ると言います。お金はお金があるところに集まります。それも、何億、何十億というお金ではありません。たった数十万円でもいいのです。「お金があるところ」というのは、大金でなくてもいいんですよね。ですから、厳密には「お金が貯まり始めたところ」とでも言うべきでしょうか。

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少額でもいいので、一度貯め始めるとお金は意外なほど貯まるようになります。最初の一歩が難しく感じるかもしれませんが、ちょっとだけ我慢してお金を貯めてみるのです。たとえば、今は貯金0円でも、2カ月でも3カ月でも2万円ずつ貯めることを続ければ4万円、6万円と増えていきます。そうなると、貯まるサイクルが自然とできてきます。

最初の一歩さえ踏み出してしまえば、あとは自分の気持ち的にも続けるモチベーションになりますし、そのルーティンを続けることでお金は目に見えて増えていきます。まずは最初の一歩を踏み出してみましょう。

経営者はなぜお金持ちなのか

金融機関勤めの人が感じる「お金が集まる人」の中には「経営者気質の人」もいます。経営者だったらお金を持っていて当たり前だ、という話ではありません。経営者に限らず、誰もやったことのないようなことや新しいことにチャレンジし、自分のやりたいことをやり遂げる力がある人のところにお金が集まるということですね。

なぜかというと、経営者気質の人はいろんなことに積極的に働きかけることが得意です。新しいことや誰もやったことのないようなことを成し遂げるには、そういった推進力や行動力が必要なんですよね。そういう力があって、自分にもストイックな人こそがお金を貯めて、ふやしていくことができるのです。

実際、銀行勤務の女性に聞いたところ、経営者がお金持ちなのは「経営者」という地位にいるからではないと言っていました。「自分にストイックだからこそ、経営者として成功できた。経営者だからお金持ちになるのではなく、目標に向かう行動力がすごいからお金持ちになれたんだと思う」と言います。やはり、強い意志を持って自分の目標に立ち向かう人のところへお金は集まるのです。

感覚的に生きる人のところへお金はやってこない?

あなたは論理を大事にするタイプですか、それとも感性を大事にするタイプでしょうか。感性を大事にするタイプだと思った人はちょっと注意が必要です。感覚的に生きる人のところから、お金は逃げていってしまうと言います。

自分の感性を重視する人は、その分すぐれている面もたくさんありますが、「なんとなく」で生きていたり、自分の感覚だけで「わかってる」と思い込む節も。自分の感覚が合っていればいいのですが、自分の感覚と現実の間にギャップがある可能性もありますよね。

たとえば、「なんとなく、そろそろ今月のお金やばいかも」と思って買い物を控えたとします。しかし、その感覚がすでにズレていて、もっと前に「やばい」状態になっていたとしたらどうでしょうか。取り返しがつかないことになってしまいます。

元証券会社勤務の女性が、こんなことを言っていました。オススメの株や投資信託を紹介したときに、「なんで上がるの? その根拠は?」としつこいくらい聞いてくる人ほど、いい意味でケチで、かつ、お金が集まってくる人なのだと。

お金のことについて貪欲に知りたがり、「なぜお金が増えるのか」という仕組みをきちんと知りたがる「論理派の人」や「お金好き」の人こそ、お金を集める力を持っているようです。

言葉遣いが荒い人からはお金が逃げていく?

お金が逃げていく人の特徴として、ある銀行員が挙げたのが「言葉遣いが荒い人」でした。曰く、「言葉遣いが荒いと人の信用を得ることができない」とのこと。お金は信頼の上に成り立つのだというのが彼女の主張です。言葉遣いが荒いと、周りの人から信用が得られないばかりか、お金にも好かれないのだとか。

「言葉遣いが荒い人は、周りの人や自分のものを大事にできない人。お金も大事にできず、結果的にお金が逃げていってしまうのでは」と、彼女は分析していました。言葉遣い一つで、と思うかもしれませんが、言葉遣いが荒いよりは丁寧な人のほうが信頼できると感じるものですよね。

ちょっと話は違いますが、筆者も数億円を稼ぐ知人の個人投資家から聞いたことがあります。「言葉遣いが悪かったり、性格が悪かったりすると、どうしても信頼されなくて投資家仲間でも浮いてしまう。そうなったら「その人には絶対、有益な話はしない」と。確かに、信頼できない人に有益な情報を提供したいとは思えませんよね。

まとめ

いかがでしたか。お金が集まってくる人やお金が逃げていってしまう人の特徴をご紹介しました。お金は人間にとって非常に重要なものですから、一見そうは見えなくても普段の生活とも深いかかわりがあるんですね。今回ご紹介した点を参考に、普段の生活からちょっと気を付けてみるのもいいのではないでしょうか。

大塚 ちえ

参考記事

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FP保有の金融系ライター。スポーツと音楽が趣味。金融機関勤めで得た知識と経験で、貯金・節約から投資までお金に関する悩みに向き合う。