ブロンコビリー、積極的な施策で2Qは増収増益 下期は販促や社員教育に注力

2018年7月25日に行われた、株式会社ブロンコビリー2018年12月期第2四半期決算説明会の内容を書き起こしでお届けします。IR資料

スピーカー:株式会社ブロンコビリー 代表取締役社長 竹市克弘 氏

2018年 第2四半期 決算概要

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竹市克弘氏:おはようございます。本日はお暑い中お集まりいただき、どうもありがとうございます。私、竹市克弘から、株式会社ブロンコビリーの第2四半期の決算の説明をさせていただきます。

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では、まず第2四半期における決算概要でございます。売上高実績111億5,500万円、前年比118パーセント。営業利益14億1,500万円、営業利益率12.7パーセント、前年比130.8パーセント。経常利益14億5,300万円、経常利益率13パーセント、前年比130.1パーセント。当期純利益9億6,800万円、当期純利益率8.7パーセント、前年比が126.8パーセントでございます。

客数・客単価の既存店前年比推移

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この主な内容でございますが、まずは客数・客単価について、既存店の前年の推移と打ってきた方策に関して、販促と商品を分けながら説明をさせていただきたいと思います。

まずは2017年、主力の商品の練り直しを行いました。メインのハンバーグ・ステーキが中心でございます。そして、6月に「お客様大感謝祭」で全品20パーセントオフを行った結果、ここから客単価は20パーセントオフにしたぶんだけ、1週間だけですが、月度の客単価は下がりました。しかし客数が回復いたしまして、その後も順調に推移しています。

また9月におきましては、商品の販促部分に関して、リピーター層かつ商圏の狭い中でのリピート率が高いランチの平日限定メニューを入れました。平日のランチのお客さまのリピート数を上げていくためのものです。また、12月・3月とディナーの新メニューを投入いたしました。あとは、今年の6月もディナーの新メニューを導入し、定期的にディナーの新メニューの刷新をしています。

販促面に関しましては、3月に「ドリームスクラッチ」で当たり率を上げたスクラッチカード……食事が終わられたお客さまに今は毎回スクラッチカードを配っているのですが、新しい商品が入ったタイミングでスクラッチカードをお配りしています。また今年の6月も「お客様大感謝祭」を行っています。

時間帯別売上高の既存店前年比推移

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主な推移としましては、これは今年も影響してきますので説明させていただきますと、昨年の9月からランチの平日限定メニューを導入した結果、ランチのリピート数、そして新規のお客さまが順調に増えています。その結果、月度ベースの既存店の時間帯の売上高は、客単価は多少、ランチタイムは下がっているのですが、前年比におきましては、ほぼ9月から5月まで105パーセントを切ることなく推移しています。

そのぶん、ディナーに関しましては比較的デコボコが多いです。下は95パーセントから上は110パーセント弱まで、ほぼ100パーセント前後を推移しているのが、直近のところでございます。ただ、5月・6月に関しましては新しいやり方を実施しましたので、6月に関しては少しへこんでいるのが実情でございます。

2017年 第2四半期 施策 ①商品施策

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具体的な方策といたしましては、まず昨年の第2四半期で、10年ぶりに大幅なレシピの改変を行いました。目標としましては、「ブロンコハンバーグランチ」、そしてステーキの加工技術も含めてディナーで(提供している)、ステーキにおける入口商品となります「炭焼きローストサーロインステーキ」を導入するところを行ってまいりました。

この商品の刷新に関しましては、構想から実現まで約9ヶ月かけてレシピを全面的に見直しました。(その中で)形は変わらないのですが、食感、そしてジューシーさを極限まで追求し、その後「お客様大感謝祭」で6月に全品20パーセントオフにすることで、既存の商品をおいしくし、お客さまに20パーセントオフで提供するというダブルの掛け算で(方策を)行った結果、昨年の6月から好調に推移しているところが、まず商品政策と販促の掛け合わせでございます。

2017年 第3四半期 施策 ③商品施策

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そして第3四半期といたしましては、夏休みが明けて、少し我々の売上としては落ち着く時期でございます。そのタイミングで、リピートするヘビーユーザー向けに、平日限定のランチメニューを平日限定価格で、また「サラダバー」と「合挽きのハンバーグ(ビリーハンバーグ)」「チキンステーキ」を値下げして、ブロンコビリーに来やすい環境、そしてリピートしやすい環境を整えました。同時に、リピート率アップを通して集客力を上げていき、お昼限定のランチタイムの価格帯で出せる「ハラミステーキ」等を導入して、平日ランチの掘り起こしをいたしました。

2017年 第4四半期 施策 ④付加価値商品の追加

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また、第4四半期において、ここからは随時ディナーの新しいメニューの投入になるのですが、「和縁®牛」と言います。数量限定で、原料の調達がアメリカからできましたので、既存のメニューよりももうワンランク上のアッパーのメニューといたしまして(展開します)。和牛の血を引く500日肥育のジューシーな、そして旨味のある外国産のステーキです。特別なプログラムで作られた牛肉のロースステーキを入れると同時に、女性向けにブロンコハンバーグのさらにおいしい食べ方の提案ということで、チーズをたっぷりかけた、鉄板にあふれるぐらいのチーズのかかったソースを選べるものを導入いたしました。(そうして)年末年始の繁忙期に突入していきました。

2018年 第1四半期 施策 ⑤商品施策

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そして、今年の第1四半期に関しましては、家族で召し上がることができる、食べ分けが可能な「ハッピーコンボ」(を提供しています)。肉の総重量1キログラム越えで、全体でシェアできるコンビメニューを導入すると同時に、年配の方向けで少量のお肉が食べられる「USの赤身ステーキセット」を導入いたしまして、今年の6月の「お客様大感謝祭」に臨んでまいりました。

2018年 第2四半期 施策 ⑦商品施策

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また、新たな直近の商品戦略といたしましては、赤身ブームがありますので、先ほどご紹介したジューシーな「和縁®牛」の代わりに「ヒレステーキ」を導入いたしました。お客さまに赤身で高たんぱくな商品ということで、直近で導入しています。

2018年 第2四半期 施策 ⑧販売促進

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今年の第2四半期の施策としては、「お客様大感謝祭」を今年も6月に実施いたしました。ただし、やり方を変えて実施いたしました。昨年は、2017年6月は1週間、6月1日から7日まで行って、割引として対象商品を全品20パーセントオフとしました。今年に関しましては、週末に2回実施するということで、限定3メニューと絞り込んで20パーセントオフを行いました。そのときに来てくださったお客さまに対して、次につながる販促策として、当たり率の高いスクラッチカード、そしてディナーの10パーセントオフ券をお配りするかたちで、現在の8月の繁忙期に突入しています。

店舗出店及び設備投資

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また、今年の第2四半期までの出店に関しましては、年間の目標15店舗に対して、今年は8店舗の出店が実施できております。メインの出店ポイントとなりますのは、関東、関西がそれぞれ3店舗と4店舗ということで……もともとブロンコビリーの発祥自体は東海地方の名古屋になるのですが、東海地方に関しましては、ある程度ドミナント形成ができておりますので、自社と競合しないポイントということで見つかりましたので、そちらにも1店舗出店できております。

そのほかにも改装が4店舗、自社工場に対する投資その他で、トータルで設備投資が9億3,100万円というところが半期までの進捗でございます。

貸借対照表・キャッシュフロー計算書

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またキャッシュ・フローに関しましては、自己資本比率はほぼ横ばいの83.4パーセントでございます。

2018年12月期 業績予想

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今後の業績と計画に関しましてお話をさせていただきます。今期に関しましては、当初掲げた予定どおり、売上高が227億円、前年比で114.8パーセント、営業利益が29億3,500万円、前年比で120パーセント、経常利益が30億円、前年比で119.2パーセント、当期純利益が20億円、前年比で114.6パーセントの予定でございます。

この根拠となる既存店の売上高前年比は100.9パーセント、新規出店15店舗で期末の店舗数が134店舗の予定でございます。

2018年12月期 計画 既存店売上高前年比

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ざっくりとですが、既存店の売上の前年比の推移はこのようなかたちで予算をつくっております。点線が2017年の実績、オレンジ色の実線が当初の計画、そして青色の実線が6月までの今期の実績でございます。

1、2月は多少上振れしましたが、ほぼ予定どおりで織り込み済みというかたちで推移しております。

2018年 12月期 出店及び設備投資計画

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2018年12月期の出店計画に関しましては、トータルで関東5店舗、東海3店舗、関西7店舗の15店舗の出店予定です。第1、第2四半期で8店舗の出店ができておりますので、下期もこのまま順調に7店舗を出店していく予定でございます。

今後、下半期に出店するポイントに関しましては、東海地方で2店舗、いい場所が決まりました。ここはドミナントをさらに強化していく上で出店すると同時に、関西圏と関東圏で引き続き出店の強化をしていくというところで、トータルの今年の設備投資額としては20億8,900万円、うち新店は16億8,300万円を予定しております。

販売促進 ~モバイル販促~

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現在、継続的に行っております販売促進、モバイル販促につきましては、スマホアプリということで、新店が増えていく中で、スマホアプリ上で登録をしていただいて会員数を増やしていっております。

最近でいうと、チラシなどでは新規のお客さまやリピーターのお客さまへのリーチが届かなくなっておりますので、来てくれたお客さまに会員になることをおすすめしています。新店が増えておりますので、常に新しいブロンコビリーの情報であったり、いろんなことが流せるように会員数を増やしています。ここは右肩上がりということで、現在6月末の段階で49万人となっております。

また、キッズクラブについてお話しします。ブロンコビリーを、お子さまの特別な日や、お子さまのイベント時に祝えるようなキッズクラブに無料で入ってもらうことで、そういう時に家族で来ていただき、ファミリー客を増やすという目的も含めて、キッズクラブの会員も増やしております。現在のところ、こちらも右肩上がりで27万人を達成しております。

知名度向上策

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現在ブロンコビリーは三大都市圏のみに出店をしております。創業の地である東海地方、そして現在出店して10年目に突入しております関東地方、そしてまだまだ知名度が足りない、出店して5年目の関西地方です。それぞれの(地域の)お客さまの認知の仕方が違いますので、中身を変えながら販促、知名度の向上を行っていきたいと(考えています)。

とくに東海地方におきましては、今年が創業40周年になります。67店舗もあり、地元ではある程度認知されておりますので、行うべきものは休眠客、すなわち昔来たけれどしばらく来ていないお客さまに対する掘り起こしであったり、新たな使い方の提案を行っていきます。

また関東圏におきましては、初出店から10年が経ち、郊外ではありますが46店舗になってまいりまして、だいぶ認知度も上がってきましたので、あらためて商圏内での新規顧客の開拓と、再来店のうながし、すなわち認知度の向上とリピート施策、口コミに力を入れていくと(いうことです)。

関西圏におきましては、まだまだ認知度がなく、ブロンコビリー自体がどういうお店か知らないお客さまが多いため、店舗の魅力の訴求であったり、地道な商品力の向上ということも含めて、まだまだここは地道な活動が必要なのではないかなと考えております。それを具体的に、広報のPRであったり、IR活動を通じて認知度を上げていきたいと思っております。

従業員教育の強化

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また、弊社は全店直営で出店しておりますので、従業員教育の強化が急務となっております。今年も新卒において約100名の採用ができておりますが、反面、社員の社歴が非常に浅い、まだまだ若い人たちがたくさんいるという会社に少しずつ変わってきております。

内容としましては、入社3年以上の社員が半分、入社3年未満の社員が半分というかたちで、社員の若年化が進んでいます。その中で、今までは若年層の戦力化というところで、技術教育であったり集合教育で心の結束と技術力アップということをメインで行ってまいりました。

しかし、規模と地域の拡大をしていく中で、実は幹部の育成も同じぐらい重要なのではないかということで、エリアマネージャーの増員だけではなく、経歴の浅い店長を支援できるように、次世代の幹部教育等々も継続的に行うようにしております。

株価推移

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こちらが直近における株価の推移でございます。

配当方針:業績向上に伴い継続的に増配

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配当方針に関しましては、業績の向上に伴い継続的に増配をしていくということで、配当性向20パーセント弱を目安に続けております。

株主優待

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株主優待に関しましては、こういうかたちで継続的に行ってまいります。

また参考資料がありまして、業績の推移は直近、リーマンショックも含めて2005年から経常利益率にはこだわってまいりましたので、12パーセントを割ることなく続けております。現在の県別の出店の実績はこういう(資料に記載の)かたちでございます。ありがとうございました。

記事提供:ログミーファイナンス

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