ニトリの足元の業績はどうか

注目小売店月次実績シリーズ

ニトリはいまや多くの方が家具を購入するにあたって、まずは足を運んでみようというお店の一つになっているのではないでしょうか。今回は同社が開示する月次国内売上高を見ながら足元の動向を見ていきましょう。

2018年8月の月次売上高

国内の既存店売上高は100.7%と対前年同月比でプラスとなりました。

また、既存店売上高の内訳ですが、客数が96.8%、客単価が104.1%と、対前年同月比でみると、客数の減少を客単価の増加がカバーする形となりました。

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尚、同社の月次は7月21日から8月20日までの動向となっています。

2019年2月期の月次国内売上高推移のまとめ

2019年2月期の月次動向を簡単に振り返ってみましょう。

既存店売上高に関しては、2018年3月及び6月が100%を割れたものの、8月まではそれ以外の月では100%を超えています。

既存店売上高の内訳も見ておきましょう。客数に関しては、3月、6月及び8月が100%を割れたものの、8月までのそれ以外の月では100%を超えています。客単価に関しては、3月が100%を割れたものの、それ以降は100%を超えています。

こうしてみるとここまで客単価は安定している一方で、客数が変動してきたともいえます。

直近の決算を確認

少し前になりますが、2018年6月28日に発表された2019年2月期Q1決算は、売上高は対前年同期比+7%増、営業利益は同+18%増、親会社株主に帰属する四半期純利益は+3%増と、増収増益の決算でした。尚、その際には通期の連結業績予想の修正はありませんでした。

2019年2月期通期の会社による連結業績予想は、売上高が6140億円の対前年度比+7%増、営業利益は同+6%増の予想となっています。引き続き、日本を代表する家具小売店ニトリに注目です。

青山 諭志

ニュースレター

慶應義塾大学卒業後、国内大手及び外資系大手金融機関に合わせて10年以上勤務し、株式市場を中心にマーケット関連の仕事に従事。その後独立。金融機関では主にアナリストとして企業や産業調査活動に従事。調査内容としてはミクロ・セミマクロが主な分析対象だが、好きなのはマクロ分析。記事で取り扱うテーマはマーケット動向、企業分析といった株式市場関連の分析や貯蓄や投資といった個人の資産運用動向を取り扱う。最近は「富の分配」問題や「お金持ち」である富裕層研究にも時間を割いている。その他に興味のある分野はブロックチェーン技術とゲノム(ジーノム)。