「無印良品」運営の良品計画の2018年8月の業績はどうだったか

注目小売店月次実績シリーズ

皆さんおなじみの「無印良品」を展開する良品計画。今回は2018年8月の良品計画の既存店売上高(直営)について同社開示データをもとにみてみましょう。

2018年8月の月次実績

8月の既存店売上高は105.2%と対前年同月比を上回りました。

また、部門別売上高の既存店売上高(直営)では、「衣服・雑貨」が108.4%、「生活雑貨」が101.4%、「食品」が117.0%と、いずれの部門もプラス成長となっています。その中でも「食品」及び「衣服・雑貨」の伸び率が高くなっています。

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同社はその背景について、以下のようにコメントしています。

前月に引き続き全国的に暑い日が多く、衣服・雑貨では半袖Tシャツ、ハーフパンツ、タンクトップ、キャミソールなどの盛夏アイテムの販売が全体の売上の底支えをしていますが、晩夏物、秋物の新規商品についても順調な滑り出しとなっています。(中略)食品ではレトルトカレーが人気でしたが、加えて「ごはんにかけるシリーズ」「食べるスープシリーズ」「炊き込みごはんの素シリーズ」の販売が大幅に上昇しました。


また、既存店売上高(直営)の客数及び客単価については、客数が106.7%、客単価が98.6%となっており、客数の伸びが客単価の減少をカバーし、プラス成長となっています。

2019年2月期の連結業績見通し

なお、同社は2018年7月4日に2019年2月期Q1決算を発表しています。

その時点での通期の連結業績予想は、売上高は4243億円で対前年度比+12%増、営業利益は500億円で同+10%増、親会社株主に帰属する当期純利益は333億円で同+11%増となっています。尚、Q1決算発表時点で、直近に公表されている業績予想からの修正はありませんでした。

引き続き、国内のみならず海外でも事業展開をする良品計画に注目です。

青山 諭志

ニュースレター

慶應義塾大学卒業後、国内大手及び外資系大手金融機関に合わせて10年以上勤務し、株式市場を中心にマーケット関連の仕事に従事。その後独立。金融機関では主にアナリストとして企業や産業調査活動に従事。調査内容としてはミクロ・セミマクロが主な分析対象だが、好きなのはマクロ分析。記事で取り扱うテーマはマーケット動向、企業分析といった株式市場関連の分析や貯蓄や投資といった個人の資産運用動向を取り扱う。最近は「富の分配」問題や「お金持ち」である富裕層研究にも時間を割いている。その他に興味のある分野はブロックチェーン技術とゲノム(ジーノム)。