正規雇用の仕事がないから非正規の仕事に就いた人の割合の高い都道府県

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仕事のあり方として「正規雇用」もしくは「非正規雇用」かは話題に上りがちです。今回は2018年7月13日に公開された総務省統計局の「平成29年就業構造基本調査」をもとに正規の職員・従業員の仕事がないから非正規の職員・従業員についた人の割合の高い都道府県について見ていくことにしましょう。

非正規雇用を選択した理由

同調査では、理由別の非正規の職員・従業員の割合について発表をしています。その中の理由についてみてみましょう。

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  • 自分の都合のよい時間に働きたい
  • 家計の補助・学費などを得たいから
  • 家事・育児・介護等と両立しやすいから
  • 通勤時間が短いから
  • 専門的な技能等を生かせるから
  • 正規の職員・従業員の仕事がないから

正規の職員・従業員の仕事がないと回答した比率の高い都道府県

トップ5の都道府県は以下の通りです。

  都道府県
1 青森県(16.9%)
2 秋田県(16.8%)
3 山形県(16.6%)
3 福島県(16.6%)
5 鳥取県(16.2%)

まとめにかえて

非正規雇用を選択する理由は様々ですが、その理由には積極的なものと消去法的なものがあることでしょう。働き手にとって幸せなのは選択肢が多いことです。今後は働き方の多様性はますます増えていく可能性も高く、非正規雇用も正規雇用がなかったから選択したという考えが変わっていくのではと思います。引き続き、私たちの働き方に注目です。

青山 諭志

参考記事

慶應義塾大学卒業後、国内大手及び外資系大手金融機関に合わせて10年以上勤務し、株式市場を中心にマーケット関連の仕事に従事。その後独立。金融機関では主にアナリストとして企業や産業調査活動に従事。調査内容としてはミクロ・セミマクロが主な分析対象だが、好きなのはマクロ分析。記事で取り扱うテーマはマーケット動向、企業分析といった株式市場関連の分析や貯蓄や投資といった個人の資産運用動向を取り扱う。最近は「富の分配」問題や「お金持ち」である富裕層研究にも時間を割いている。その他に興味のある分野はブロックチェーン技術とゲノム(ジーノム)。