ちょっとした違いを足元で

トレンドスニーカーも気になるところですが、定番ブランドも漏れなくチェックしておきたいところですよね。あいにく、今季は「お父さんが履いてそう」というイメージから名付けられたダッドシューズが流行りをみせているので、お父さん世代はちょっと手出しできないようですし…。

しかし、定番ブランドの定番モデルというのもちょっと食傷気味。そこで今回は、そんな定番ブランドの中から、ちょっと変わったスニーカーをご紹介。見慣れた顔つきだけど、ちょっと違うアイテムが揃いましたので、ぜひご覧ください。

名作をモダンにアップデート

『adidas』の定番中の定番モデル「STAN SMITH」を、一枚はぎのレザーを用いてモダンな印象に仕上げたシグネチャーモデル。

上質なレザー使いとオールホワイトにすることで、名作をより洗練された表情に。また、アイコンであるスタンスミスさんの顔は同色であしらわれ、控えめなアクセントに。汎用性の高いデザインに磨きがかかった一足です。

スエードじゃないCAMPUS

スエードのアッパーでお馴染みのCAMPUSですが、こちらの一足はビッグスキンヌバックを採用した変化球。1980年代オリジナルモデルの要素を継承しつつモディファイされた一足は、スエードを上回る落ち着いた表情を呈しています。

また、マットに仕上げたキャンパスロゴのプリントも、さりげなく存在感を醸し出していますね。このアッパー革だからこその色ムラにもご注目。

シューレースなしのAuthentic

こちらは、EDIFICEが『VANS』に別注をかけたエクスクルーシブモデル。ベースは同ブランドを代表するクラシックモデル・Authentic。通常アッパーにキャンバスを使うところを、レザーに変更。それにより、エレガントかつストリートな雰囲気溢れる仕上がりに。

また、シュータンにはゴムを使用しているので、シューレースなしでスリッポンのように履けます。まさに、細かい部分までこだわり抜かれたスペシャルな一足です。

意外性のある素材使いで

『CONVERSE』のJACK PURCELLは、通常アッパーにキャンバスを用いるのですが、こちらはスエードを採用した日本未発売の一足。特徴であるつま先のラインやヒールパッチのヒゲはそのままに、ソールを改良。

インソールにNIKEのZOOM AIRを採用することで、クッション性をさらに高めた最上の履き心地に仕上げています。スニーカーフリークも唸る一足です。

いい意味で”らしくない”一足

『NEW BALANCE』といえば、あの野暮ったいフォルム。ただ、スケートラインから登場したこちらの一足は軽快なスリッポンタイプで、そのロゴさえ新鮮に映ります。

もちろんクッショニング効果を高めたFRESH FOAMミッドソールを採用しているので、履き心地も問題なし。いい意味で「ニューバランスらしくない」ので天邪鬼の方はぜひ。

あとがき

定番ブランドの変わり種は安心感がありつつ、スタイリングに変化をもたらしてくれるので、重宝します。「お洒落は足元から」という言葉に則して、足元ぐらいは穏当にいかず、頑張ってみてもいいのではないでしょうか。

***投信1はLIMOに変わりました***

FACY