あなたの周りにiDeCoの加入者はいますか。iDeCoはかなりメジャーになってきたものの、まだまだ身の回りで何人も加入している人を知っているというケースは少ないと思います。

そもそもiDeCoに加入している人は、どんな目的でiDeCoに加入しているのでしょうか。そこで今回は、iDeCo加入者が語る、iDeCoに期待することをご紹介します。

とにかく老後資金を確実に貯めること

iDeCoに加入しておくと、確実に老後資金を貯められるのではと期待しているという30代女性。その理由は「給与天引き」だからだと言います。

確かに、会社員は原則給与天引きとなり、自分の手元にくる前に差し引いてくれるので、使いすぎで貯金のためのお金が残っていない、ということにはならないですよね。そのため、普通に自分の手取りの中から貯金するよりも、確実に貯められるのではと考えているのだそう。

さらに、iDeCoの場合、60歳まで引き出せないこともポイントに。よっぽどのことがない限り、iDeCoで積み立てたお金は60歳まで引き出せないので、マイホームやマイカー、子どもの教育資金など大きな買い物や出費に使うことはできません。

だからこそ、確実に貯まりますよね。途中で引き出してしまうと、その分またお金を貯め直さなくてはならず、結局60歳を迎える頃に十分な資金が貯まっていないということになりかねません。

その点、iDeCoなら毎月給与天引きで積立金を確保して、60歳まで引き出すことができないので貯金よりも老後資金が貯まりやすいと考えているようです。

やっぱり高い節税効果に期待!

iDeCoといえば、高い節税効果がポイント。きちんと老後資金を貯めながら節税できるのは非常にうれしいと、20代の女性は話します。

たとえば、年収500万円の彼女が、年齢 27歳から毎月の掛金20,000円でiDeCoに加入した場合、税額軽減効果はなんと約158万円。毎月20,000円ずつ貯めているので、単純計算で7年分ほどのお金が浮いた計算になるというわけです。

158万円という金額も、そう考えるとかなり大きいもの。iDeCoに加入する人の多くが、iDeCoの高い節税効果に魅力を感じている理由がわかりますよね。

とはいえ、投資するのだからリターンも期待する

節税効果や給与天引きで確実にお金を積み立てていけることも魅力ですが、やっぱり投資商品だからリターンも求めたいというのは20代男性です。

学生のうちから投資に興味があって、すでに投資信託と個別株で投資をしているという彼は、iDeCoにもリターンを求めたいと言います。運用商品を自分で吟味して選んで、決まった期間で見直しや入れ替えをして、着々と自分の資産が育っていくのが楽しいのだとか。

確かに自分で選んだ投資信託でお金がふえるのって、うれしいものですよね。特にそれが、思い入れのある投資信託であれば、なおさらです。この男性は、「自分で選んでいるので、毎月運用成績を見るのが楽しみです」と語ってくれました。

まとめ

いかがでしたか。今回は3人の方に話を聞きましたが、iDeCoをすでに始めている人はやはり、iDeCoにいろいろな期待をして加入を決めたんですね。iDeCoのある生活を楽しんでいるように見えました。あなたもiDeCoの加入を検討してみてはいかがでしょうか。

 

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LIMO編集部