京浜急行電鉄(9006)は、羽田空港国内線ターミナル駅20年周年を記念し、昨年10月から伊丹空港に乗り入れている大阪高速鉄道で京急ラッピング車両の運行を開始しているが、2月8日(木)からは沖縄の「ゆいレール」車両に同様な取り組みを行う。

「ゆいレール」で運行開始する全面ラッピング車両イメージ

出所:京浜急行電鉄ニュースリリースより

2月8日の運行開始日には、「ゆいレール」那覇空港駅において出発式を行う予定であり、ラッピング車両のお披露目に加え、2003年8月の「ゆいレール」開業前に、京急電鉄の動力車操縦者養成所で運転士教習を受けた「ゆいレール」の運転士と、教習期間中の指導者を務めた京急電鉄の元運転士が感動の再会を行うというセレモニーも行われる予定である。

また、2018年1月22日(月)から2月28日(水)まで「京急×沖縄フェア2018」を開催し、京急電鉄600形の8両編成を特別塗装した「KEIKYU BLUE SKY TRAIN」にて沖縄県の見どころの紹介ビジュアルで飾ったイベント列車「けいきゅん×マハエ号」を運行するなど京急グループ全体で様々な企画を行うとしている。

「けいきゅん×マハエ号」イメージ

出所:京浜急行ニュースリリースより

京急は、2018年11月に開業20周年を迎える羽田空港国内線ターミナル駅から都心や横浜方面へのアクセスを担っており、その利用者は年々増加傾向にあり2016年度の羽田空港国内線ターミナル駅利用者数は1日平均87,102人(前年比4.4%増)を記録している。今回のような取り組みにより、地方都市でも京急ブランドがさらに浸透していくかが注目される。

LIMO編集部