日産自動車株式会社は、11月21日に「セレナNISMO」を同日より全国一斉に発売すると発表。

セレナが追加

NISMOロードカーは、2013年2月に発売した「ジュークNISMO」を皮切りに、「マーチNISMO」、「ノートNISMO」「フェアレディZ NISMO」、「NISSAN GT-R NISMO」へとモデルを拡大。今回、「セレナNISMO」を発売する。

昨年8月にフルモデルチェンジした「セレナ」。今回の「セレナNISMO」は、「セレナ」自体の特長である家族全員でロングドライブを楽しむことが出来る使い勝手の良さや快適性を軸に、NISMOが持つ技術を注入。

日産のプロパイロット

日産は「ニッサン インテリジェント モビリティ」の取り組みのもと、クルマの「電動化」、「知能化」に向けた技術開発を進めている。「セレナ」は、この「ニッサン インテリジェント モビリティ」を具現化する、高速道路 同一車線自動運転技術「プロパイロット」を採用しているモデル。

プロパイロットとは、電動パーキングブレーキ、オートブレーキホールド、踏み間違い衝突防止アシスト、インテリジェント LI(車線逸脱防止支援システム)の機能を含んでいる。

NISMOとは

NISMOは、日産の「今までなかったワクワクを(Innovation that excites)」を具現化するパフォーマンスブランド。NISMOのクルマはモータースポーツで培われた空力スタイリング、卓越したハンドリングなどを商用車に展開。

モータースポーツの世界では、日本のSUPER GTのGTカーやスポーツカーの最高峰のレースに自ら参戦するとともに、ルマン24時間レースやヨーロッパ ル・マンシリーズ(ELMS)に参戦しているチームにエンジンを供給している。

ファミリーユースのセレナに日産の先端安全技術とNISMOの経験と技術が加わることでユーザー層の広がりに注目したい。

LIMO編集部