「仕事をすることでメリハリをつけたい」「家計を支えたい」など理由はさまざまですが、結婚、出産、介護などの理由で一度会社を退職し、現在、専業主婦として生活している女性の中には、再就職を考えている人も多いのではないでしょうか?

最近では、面接にWEB面接を取り入れる企業も増えています。今回は、主婦の再就職における、面接攻略のポイントについて、見ていきましょう。

主婦の再就職先、みんなはどのようにして探している?

主婦に限ったことではないですが、再就職先を探すには、様々な方法があります。例えば転職サイトや、転職エージェントに相談する、ハローワークで探すなど。

例えば、自分のペースで就活を進めたい場合は転職サイトがよいですし、アドバイザーから就活サポートを受けたい場合は、転職エージェントを利用すると良いでしょう。地元の企業で働きたい場合はハローワークに行くのがおすすめです。

なお、再就職を探すにあたっては、自分がどのようなスタイルで仕事をしたいのかを決めておく必要があります。「フルタイムでバリバリ働きたい」という人もいれば、「家庭と両立するためにパートで働きたい」「まずは短期勤務で体を慣らし、いずれはフルタイムの仕事に戻りたい」という人もいるでしょう。

自分の仕事のスタイルを決めておくことで、的を絞った就職活動ができますし、家族の協力も得やすくなります。

主婦の再就職。面接でのポイントとは?

主婦の再就職においては、主婦ならではのアピールポイントがあります。以下にまとめてみました。

1. 仕事で生かせそうなスキルや経験

主婦にとって、育児や介護を通して得られる経験は貴重なもの。ぜひ積極的にアピールしましょう。なお、前職で身につけたスキルがあれば、それもアピール材料となります。

2. ブランク時期にスキルアップとして取り組んでいたこと

「仕事に対する意欲」を示したいなら、仕事をしていない時期を利用しての資格取得の勉強は、十分なアピール材料となります。企業の採用担当者に対して、「時間を有効利用して、スキルアップに取り組んでいた。」ということを伝えることができるからです。

3. キャリアプラン

再就職をするにあたり、今後、働きながらどんなスキルアップ を目指しているのかなど、キャリアプランがあるなら、積極的に伝えましょう。こちらも「仕事に対する積極性や熱心さ」を伝えるには、非常に有効といえます

4. 勤務日数や勤務時間など絶対に譲れない条件

主婦の再就職においては、「家庭との両立」が大きな課題となります。仕事を続けるためには、勤務日数や勤務可能な時間など、譲れない条件も出てくるでしょう。面接では、自己アピールばかりでなく、そういった勤務条件を正直に伝えておくことも大切です。条件によっては、不利になってしまうこともありますが、先に伝えておくことで、入職後に「こんなはずではなかった」というトラブルを防ぐことができます。

5. 仕事をする上でのサポートについて

主婦の採用において、企業側の担当者は、その人のスキルだけではなく、当然「家庭と両立できるか」という視点でもチェックをしています。というのも、子供の急な病気など、家庭の事情での早退や遅刻、欠勤といった点に配慮をしなくてはいけないからです。ベビーシッターや家族からの支援、保育園などのサポートがあるなら、ぜひ伝えておきましょう。

続々と増えるWEB面接。特別な対策は必要?