2019年10月15日に行われた、株式会社マネーフォワード2019年11月期第3四半期決算説明会の内容を書き起こしでお伝えします。IR資料

スピーカー:株式会社マネーフォワード 代表取締役社長 CEO 辻庸介 氏

2019年11月期第3四半期決算説明会

辻庸介氏:みなさま、こんにちは。お忙しいところお越しいただきまして、誠にありがとうございます。代表取締役の辻でございます。

まずはじめに、今回の台風19号による被害を受けられたみなさまには、心よりお見舞い申し上げます。ご存知のとおり、甚大な被害をもたらしまして、今なお停電や浸水などが続く地域もあるようです。地震に遭われた方々にも謹んでお見舞い申し上げますとともに、一日も早い回復、復旧を心よりお祈り申し上げます。

また、ラグビーのワールドカップが日曜日にありましたが、日本代表がスコットランドに見事勝利しまして、我々も大変勇気をいただきました。スポーツにおいて日本代表の方々が勇気をくださったように、我々も自分たちの仕事で少しでも世の中によい影響や感動を与えられるよう取り組もうと、今日の社内の全体会で気持ちを新たにした次第です。それでは、本題に入らせていただきます。

第3四半期の決算説明資料を使用して、事業内容、ハイライト、第3四半期業績をご説明します。

Mission / Vision / Value / Culture

ミッション、ビジョン、バリュー、カルチャーは、いつも同じスライドを使わせていただいております。

「お金を前へ。人生をもっと前へ。」ということで、テクノロジーの力を使って、お金の課題を解決していくことが我々のミッションです。

主要サービス一覧

現在の主要サービスは、4ドメインです。法人向けの「Money Forward Business」、個人向けの「Money Forward Home」、金融機関さま向けのサービス開発をしています「Money Forward X」、そして「Money Forward Finance」となっています。

ビジネスモデル

ビジネスモデルとしましては、3,500を超えるサービスと連携しており、アカウントアグリーゲーション、API連携を通してデータ基盤を作っています。

そこから各ドメインで、UI/UXに強みを持ったサービスラインをユーザーさまに提供していくかたちとなります。

全国に広がるパートナーシップ

おかげさまで、全国にパートナーシップが広がっています。IT企業でありながら8都市に拠点を設置しており、全国の会計事務所さま、税理士事務所さまなど、3,800を超えるパートナーさまがおり、また提携商工会議所さまは94、サービスを提供させていただいている金融機関さまは32と、拡大を継続しています。

以上がビジネスモデルです。

2019年11月期第3四半期 業績ハイライト

ここから、第3四半期の業績についてご説明します。ハイライトは5点ありまして、まず1点目ですが、第3四半期の連結売上高は前年同期比プラス67パーセントと成長が加速しています。第2四半期が(前年同期比)52パーセントの成長でしたので、15ポイントほど成長が加速しています。また、累計では前年同期比プラス58パーセントの49億4,000万円で着地しています。こちらも、第2四半期累計が前年同期比53パーセントの成長でしたので、5ポイントほど成長が加速しています。

第3四半期のBusinessドメインのストック収入は前年同期比プラス70パーセントです。第2四半期のストック収入が47パーセントの伸びでしたので、23ポイントほど大きく伸びています。前回の決算時点では下期の成長率見通しとして、60パーセントから65パーセントを見込んでいたのですが、それを大きく上回る結果となりました。

またHomeドメインですが、「マネーフォワード ME」の利用者数は850万人で、課金ユーザー数は20万人を突破しています。Xドメインに関しても、ストック、フロー収入ともに第3四半期としては過去最大でした。

第3四半期としては、連結売上総利益率が65パーセントに改善し、連結EBITDAはマイナス2.7億円、広告宣伝費を除いた連結EBITDAはマイナス0.3億円と縮小しています。

一方で、第4四半期はコストをかけていくため、このあたりの数字は第3四半期よりも悪くなると予想しています。

2019年11月期第3四半期以降の主なトピックス

主なトピックスですが、消費税改正・軽減税率導入ということで、パッケージソフトウェアからクラウドに変わっていくチャンスのため、10億円軍資金キャンペーンを開始しました。

また、IPO準備企業や上場企業向けの「マネーフォワード クラウド会計 for IPO(仮)」を来期にリリース予定です。加えて、新たに全国250の信用金庫さまとAPI連携を開始しました。

さらにFinanceドメインに関してですが、(マネーフォワードの)前CFOの金坂を社長として、成長企業さま向けにフィナンシャル・アドバイザリーや経営支援サービスを提供する「マネーフォワードシンカ」という会社を設立しています。

いろいろな取り組みを通して、通期売上成長率は期初見通しである55パーセント以上の成長を見込んでおります。業績見通し達成に向けて順調に進捗しているというのが、現状の認識です。

3Q累計連結売上高(前年同期比)

第3四半期の連結売上高は前年同期比プラス58パーセントで、成長が加速しています。

連結売上高(四半期推移)

四半期ごとの推移となりますが、第3四半期の連結売上高は前年同期比でプラス67パーセントです。先ほど申し上げましたが、第2四半期が前年同期比52パーセントのため、15ポイントほど成長が加速しています。

また(第3四半期の)内訳ですが、(一番右側のグラフの)下部の11億5,900万円、(前年同期比)プラス62パーセントの部分が、法人向けクラウド事業の「Money Forward Business」です。

(その上の)3億7,800万円の部分が、個人向けの「Money Forward Home」で、プラス26パーセントです。(その上の)2億5,000万円の部分が「Money Forward X」で、プラス157パーセントです。そして、9,300万円の部分が「Money Forward Finance」で、448パーセント成長となっています。

「Money Forward Business」「Money Forward X」「Money Forward Finance」が強く伸びているのが現状です。

売上総利益 / EBITDA(四半期推移)

(スライドの)左が、売上総利益と売上総利益率です。売上総利益は過去最大の12億2,000万円で、売上総利益率も改善してきており、65パーセントとなっています。

EBITDA損失は2億7,100万円の赤字で、広告宣伝費を除くと2,800万円の水準まで改善しています。

費用内訳(売上原価・販売費及び一般管理費)

費用の内訳ですが、全体的には前四半期と比較して微減です。人件費は若干増えているのですが、第2四半期から第3四半期にかけて、(第1四半期に参入延期を発表した)仮想通貨ビジネス「マネーフォワードフィナンシャル」の外注費等が減少しています。

なお、広告宣伝費は10億円軍資金キャンペーンのプロモーション費用等、Businessドメインを中心とした投資となります。

正社員数推移

我々の費用における一番大きな部分である人件費のブレイクダウンとなります。おかげさまで、人手不足のなかでも採用が非常に順調に進捗しており、正社員数は562名に増加しています。前期末との比較では168名の増加、前四半期末との比較では32名の人員増加です。

内訳については、Businessドメインが非常に増えて277名となっており、11月末と比べて100名ほど増えています。(スライドの)右側に注釈を書かせていただいたとおり、各機能を全般的に強化しており、エンジニア、デザイナー、営業、マーケティング等々で採用を強化しています。

「Money Forward Home」は44名から66名に増えているように見えるのですが、新規事業チームが社長室直轄から「Money Forward Home」ドメインへ異動したため、「Money Forward Home」のプロダクトチームが増えています。

「Money Forward Finance」に関しては、「MF KESSAI」の体制を強化していますが、「マネーフォワードフィナンシャル」から(他ドメインへ)の社員の異動が完了して、その分が減っています。

また、43名から81名に増えている部分が、共通のエンジニア、デザイナーの部分で、インフラやセキュリティ強化(のための人員です)。あとは、ベトナムに開発拠点があり、そこでの開発を増やしているかたちです。

財務ハイライト

財務ハイライトですが、積極的な事業投資を行い、「MF KESSAI」の取引規模拡大により、買取債権は第2四半期との比較で1億4,000万円ほど増加しています。

国内外の成長著しいSaaSやFinTech企業への戦略投資も実行しており、インドネシアでナンバーワンのSME向けクラウドHR・会計サービスを展開するMekariグループへの追加出資を実施しています。

その結果、現金及び預金が91億円ほど、ネットキャッシュが50億円強、純資産が83億円ほどとなっています。

高い海外機関投資家比率

株主さまの割合となります。5月末の数字ですが、昨年11月末と比べて、海外の機関投資家の方々が20パーセントから31パーセントと大きく増えているのが特徴です。国内の機関投資家の方々はほぼ横ばいで、個人投資家さまの割合が若干減っているかたちです。

SaaSに理解がある、中長期で持っていただける投資家の方が増えているという印象を持っています。

Money Forward Business 売上高

ここからは、それぞれの部門についてご説明します。四半期ごとで売上高を出させていただいておりますが、濃い青色の部分がストック収入です。第3四半期は前年同期比プラス70パーセントということで、成長が加速しているのがご覧いただけるかと思います。

その理由ですが、前回ご説明させていただいた新プランへの移行により、顧客当たりの売上高が増加したのが一番大きな理由です。

クラウド乗り換え「10億円軍資金キャンペーン」を開始

消費税改正に伴うサービスの切り替えタイミングで、法人のお客さま向けにクラウド導入費用をサポートしようということで、「10億円軍資金キャンペーン」というクラウド乗り換えキャンペーンを開始しました。

その内容ですが、士業事務所さまには、顧問先1社につき10万円のクラウド導入費用をサポート、また一般企業さまには、Amazonギフト券5万円分をプレゼントするというキャンペーンです。

おかげさまで、今まで取引がなかった会計事務所さま、士業事務所さまから興味(があるというお声)を多数いただき、手応えを感じているところです。

『マネーフォワード クラウド勤怠』販売を本格化

「マネーフォワード クラウド勤怠」は今年の頭にリリースしましたが、11月から有料化として、本格的な販売を開始しますので、収益に貢献してくる予定です。

働き方改革をサポートする勤怠管理システムということで、有給の休暇管理やフレックスタイム制(に関するもの)など、新たな機能を追加しています。こちらは給与サービスと相性がよいため、勤怠と給与とをセットで販売していくかたちを目指しています。

IPO準備・上場企業向け支援を強化

我々のお客さまでも、大きなお客さまがだんだん増えてきており、IPO準備や上場企業さま向けの支援を強化していくことに力を入れています。

具体的には、内部統制の評価業務の効率化が可能になる「SOC1 Type1報告書」を受領しました。また、IPO準備中の会社さま、上場企業さまにもより便利に使っていただける、仕訳の承認機能や仕訳更新履歴機能なども来年2月の開始に向けて開発しています。

継続的な機能アップデート

いろいろなサービスがありますが、今回の第3四半期で非常に大きなところとしては、やはり消費税改正の軽減税率対応のところで、開発も非常に大変だったのですが、「マネーフォワード クラウド」に関しても対応できました。

また「STREAMED」という紙をスキャンしてデータ化するサービスもしっかり対応することができました。「マネーフォワード クラウド経費」に関しては、ICカードリーダーのiOS13リリース当日にアプリを提供開始しました。

「Manageboard」は予実管理のサービスで、今まで会計事務所さま向けに提供していたのですが、企業向けにもプランの提供を開始しました。「マネーフォワード クラウド会計」で会計を締めていただき、予実管理は「Manageboard」で対応いただくという流れができたかたちです。

今日も午前中にディスカッションしていたのですが、軽減税率対応は本当に大変でした。8パーセント、10パーセント、ポイント還元までということで、ものすごく複雑な作業になりました。

経理部の方などはかなり大変になると思いますし、会計事務所さまも大変になると思うのですが、「STREAMED」を使っていただくとスキャンするだけで仕訳データをお渡しできますので、面倒な部分は全部我々で行うというかたちで、生産性の向上ができるのかなと思っています。

個人事業主からIPO準備・上場企業までサポート

我々は、個人事業主さま、中小企業さま、そしてIPO準備・上場企業さまに向けて(対象とする)プロダクトを拡充しており、サポートさせていただく企業層が非常に拡大しているのが現状です。

顧客層の拡大

顧客層の拡大ということで、現在未上場の資金調達額Top100の企業のうち、4割以上の会社さまにご利用いただいているプラットフォームになっています。

会計事務所としては、トリプルグッドグループさま、セブンリッチ会計事務所さまをはじめとした大手会計事務所さまに使っていただいてたり、成長企業としてはビズリーチさまやRettyさま、ミラティブさま、アストロスケールさまなど、また上場企業でもChatworkさま、ギフティさま、ユーザベースさまなどに使っていただいております。

以上が、「Money Forward Business」ドメインの説明です。

プレミアム課金収入(売上高推移)

続きまして、個人向けの「Money Forward Home」のご説明になります。「Money Forward Business」に比べると成長率は若干見劣りするのですが、30パーセント近い成長率で、しっかり成長しています。

課金ユーザーが順調に増加しており、20万人を突破して、前年同期比プラス29パーセントというかたちです。

メディア/広告収入(売上高推移)

メディア、広告収入についてです。こちらも、ユーザー数の増加とともに伸びており、前年同期比プラス20パーセントとなっています。

『マネーフォワード ME』利用者数の伸びが加速

29ページが「マネーフォワード ME」の利用者数の伸びになります。こちらは、直近で利用者数の伸びが加速しており、50万人ずつ増えていく期間を見ると、これまで6ヶ月、5ヶ月、4ヶ月というかたちでしたが、直近は3ヶ月ぐらい(で50万人増加)ということで、利用者数の伸びが加速しています。

テレビCMや口コミの効果で、力強く成長しており、850万人まで来ている状況です。

複数の評価指標で1位を獲得

サービス自体も非常に評価していただいており、この第3四半期ではいいニュースが2件ほどありました。

(スライドの)左側が顧客ロイヤリティを表すNPS(ネット・プロモーター・スコア)という調査ですが、「マネーフォワード ME」が2位以下と大きく差を開き、1位に選んでいただいたということで、推奨者が非常に多い状況です。

NetflixさまのNPSが28パーセント、当社が24パーセントということで、かなり高い数値となっており、非常にありがたい調査結果だなと思います。

また、「マネーフォワード ME」はどちらかというと、過去は男性のほうが利用者が多かったのですが、女性にも評価いただけるようになってきています。サンケイリビングさまの「ウーマンリサーチ」というアンケートで、(家計簿アプリで)女性がもっとも利用している、ならびに利用満足度1位に選んでいただきました。サービス開発陣一同、非常に喜んでいます。

「保険の見える化」機能を提供開始

新たな取り組みですが、初めて保険会社さまとAPI連携を開始しました。東京海上さまからお声がけいただき、保険の商品名や満期日など契約内容が確認可能になりました。今後、さらに便利なサービスを提供していきたいと考えています。

『お金のEXPO2019』開催決定

「お金のEXPO」についてです。毎年開催させていただいているものですが、第4四半期の11月に開催します。テーマが「一日学んで、一生役立つ。」で、持続可能な家計運用が学べます。2,500名ぐらいに来ていただく予定ですが、お金について少しでもナレッジを蓄えて、自分で使えるようにしていただくことを目指しています。

特別ゲストとしまして小泉進次郎さまにもご登壇いただく予定です。また、キャッシュレスが非常に話題になっていますので、PayPayの小澤取締役や、LINE Payの長福取締役にもご登壇いただき、キャッシュレスの現状などをお話しいただく予定です。

以上が、「Money Forward Home」ドメインのご説明です。

Money Forward X 売上高推移

「Money Forward X」のご説明ですが、ストック、フロー収入ともに第3四半期としては過去最大となりました。前年同期比プラス157パーセントで、非常に大きく伸びています。また、サービス提供先も増加していまして、橙色のストック収入部分が堅調に拡大しています。

金融機関との連携 (個人向けサービス)

「NEW」と書いてあるところが新しく導入させていただいたサービスですが、「MFUnit」を阿波銀行さまに、また通帳アプリを労働金庫さまと中国銀行さまに提供、KDDIさまとはアプリの機能を共同開発するなど、非常に幅広い会社さまに提供できるようになってきています。

金融機関との連携 (法人向けサービス)

法人向けサービスですが、もともと提供させていただいている「マネーフォワード クラウド資金調達」や「マネーフォワード クラウド会計・確定申告 for BANK」に続き、「Business Financial Management」ということで、金融機関さま向けの法人用資金管理サービスを、今回初めてリリースしました。

第1弾として「おかしん資金管理サービス“まとめて資金管理”」というかたちで、岡崎信用金庫さま向けにサービスを提供させていただきました。こちらは非常にニーズが高いサービスだと思っており、今後の拡大を期待しています。

Money Forward Finance 売上高推移

「Money Forward Finance」の説明になります。サービス開始から2年弱ぐらいですが、前年同期比プラス448パーセントということで、非常に伸びています。企業間の後払い決済サービス「MF KESSAI」が急成長を牽引しています。

『MF KESSAI』、『Wantedly Visit』に導入

成長企業であり、ベンチャー企業のなかでも著名なウォンテッドリーさまにも導入いただきました。与信や請求、入金管理、督促業務等を全部アウトソーシングいただくかたちでの導入となります。

この導入によって、ウォンテッドリーさまがバックオフィス業務を我々にアウトソースすることで、より本質的な業務に集中いただくことを実現していきたいと考えています。

ベンチャー企業だけではなく、大手の会社さまにも導入が進んでおりますので、ベンチャー、大手を問わず、バックオフィスの効率化を推進していきたいと思っています。

金融機関との連携(API連携)

その他の戦略的な取り組みということで、何点かご説明します。金融機関さまとの連携ということでAPI連携を進めていますが、参照系、更新系ともにFintech企業として国内最多の契約を締結しています。

具体的には、銀行、信用金庫、労働金庫、農協、合計1,048の金融機関さまとのAPI連携が可能になっています。更新系はあまり進んでいないため、金融機関さまとしっかり相談させていただきながら、付加価値を提供していき、APIをつなげていきたいと思っています。

新会社「マネーフォワードシンカ」を設立

先ほど申し上げましたが、当社の前CFOで、現・取締役の金坂を社長とするマネーフォワードシンカを設立しました。

(当社グループのサービスラインナップとしましては)バックオフィス向けの「マネーフォワード クラウド」でバックオフィスの会計を中心にしたサービスを提供します。そして、我々のグループにジョインしてくれたナレッジラボでは、予実管理がしっかりできる経営管理システム「Manageboard」を提供するとともに、企業のバックオフィスのクラウド化や経営管理の仕組みの構築支援といったコンサルティングサービスを提供しています。

このように(バックオフィスの)現場にサービスを提供すると、かなり効率がよくなり、数字も見える化されるのですが、お金の調達といったところまで支援してほしいという声もあります。

我々がIPOさせていただいたときも、初めての経験でしたのでいろいろと苦労したのですが、そのようなナレッジをシェアするのは、成長企業を支援するうえで非常に大事なことだと思っています。

今回、成長企業さまに対して、サービスだけではなく、ファイナンスのソリューションやノウハウ、ナレッジを提供させていただくことで、さらに企業の成長を促進していきたいという思いを込めて、マネーフォワードシンカという会社を作りました。

マネーフォワードシンカでは会社に合ったソリューションを提供したいと思っています。そのうちの1つとして、売掛金の早期資金化ニーズがあるところには、「MF KESSAI」を紹介させていただいたり、オンライン融資サービスが必要なところには、「Money Forward BizAccel」というサービスを提供しているマネーフォワードファインを紹介させていただいたり、サービスやナレッジから資金まで、一元で成長企業を支援することを実現していきたいと考えています。

資本業務提携先が東証マザーズ上場

我々は、Chatwork株式会社さまやBASE株式会社さまの株主をさせていただいておりますが、Chatworkさまが9月24日にマザーズに上場され、またBASEさまも10月25日にマザーズ上場を予定しています。すばらしい会社さまですので、ともに成長を目指していきたいと感じています。

簡単ではございますが、以上が第3四半期の決算説明となります。

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