それでは、限界を迎える前にどのように対処すればこのモヤモヤを解決することができるのでしょうか。実際に義実家と距離が近かった方たちに、対処方法を聞いてみました。

・「一番いいのは距離を置くこと。とはいえ、急に呼ばなくなったりするとさすがに露骨なので、徐々に言い訳を増やしていきました。仕事や子供の役員、通院や習い事など、使えるものは総動員しましょう。細かい行事も、伝えなければ最低限で大丈夫です。あとは、本当に引っ越して物理的に距離を置いてしまえたら一番いいのですが」

・「気まずくなりかけたら、必要以上に褒めました。イベントなどで何か揉めそうだな、と直感したらこちらの主張はあまりせず、相手を徹底的に持ち上げる。根本的には解決はしませんが、その日気分よく帰ってもらいギスギスしないようのらりくらりとかわしています」

・「プライドが邪魔しなければ、早々に『ダメ嫁認定』してもらうのがおすすめ。せっかくいろいろしてあげているのにそんな価値がない、なんて思われてしまえば相手も自然と深くかかわらなくなってきます。傷つくのは最初だけなので、私はこの方法でかなり楽になりました」

どれも極端な気もしますが、共通していえるのが「あまり深刻に思い悩まない」という姿勢。相手のことを想い、一生懸命になりすぎるからこそ疲れていたことがなんとなく浮き彫りになってきました。

まとめ

他人同士が家族になったことで生じる、相手への違和感。それは仕方のないことです。モヤモヤすることの連続ですが、実は向こうは深く考えず行動している場合がほとんど。そんな相手に気を使いすぎるあまり、こちらの精神がすり減るのはもったいないことです。

相手を変えることはどうしても難しいので、気負っていた自分の気持ちを変え、割り切ることでそのストレスを軽減してみてはいかがでしょうか。

LIMO編集部