子どもが生まれると、ママ友たちと交流する場面も増えてきますよね。年齢差や性格など、相手によっては「コミュニケーションをとるのが難しい」「どう接したらいいのか分からない」と感じることもあるのではないでしょうか。

そこで今回は、先輩ママにママ友とのコミュニケーションのヒントを教わりました。円満な関係を築くためにも、上手なかかわり方を学んでおきましょう。

「年の差ママ友」とは、自然に話せるきっかけを

「44歳で出産したこともあり、娘の通う幼稚園には私より若いママたちばかり。周囲を見渡すと、やはり同世代のママ同士が仲良く話しているようでした。娘は友達を作って楽しそうに通っているので、『娘に負けていられない!私も頑張ってママ友を作ろう!』と思ったのです。

とはいえ、年の差があると他のママからは話しかけにくいはず。しかも、私は人の顔や名前を覚えるのが苦手なので、こちらから声をかける勇気がない…。そこで、自ら保護者会役員に手を挙げることにしました。

その結果、他のママたちが『役員の〇〇さんですよね』と声をかけてくれるようになったのです。『連絡先を交換しましょう』『今度、一緒にお茶でもどうですか?』なんて誘われたこともありました。今では、若いママたちとも当たり前のように会話していますよ」

自分が思っているほど、周りは年の差を気にしていないケースも多いようです。最初のきっかけさえ生まれれば、あとは自然に仲良くなれるはず。話しかける勇気が出ない方は、あえてPTA役員や連絡係などに立候補してみるのも1つの選択肢ですよ。

「マウンティングママ」の基本は、相手にしないこと

「5歳の娘を育てていますが、ときどき『え?』と戸惑ってしまうママ友に遭遇します。私が『実家が〇〇県にあって…』と言うと『田舎だと虫が多そう。私だったら絶対にいやだわ』『帰省しても子どもは退屈ね』と返されたり、『受験しないの?遊び放題でいいわね』『うちはお受験予定で大変。あなたみたいにボンヤリと過ごしてみたいわ』とバカにされたり…。

こういったマウンティングって、きっと『自分がいかにいい立場にいるか』をアピールしたい証拠なんですよね。だから、反応すればするほどエスカレートするんです。

こんなママ友には、無反応が一番。『そうなんですか』と適当に流しておけば、つまらないと感じて諦めますよ。大切なのは、真に受けずに受け流すことです」

マウンティングをするテーマは、自分の能力に関する内容だけではありません。夫の職業や収入、子どもの学力など、周囲から「すごい」と思われるものなら何でもアピールするようです。一緒にいて疲れるぐらいなら、当たり障りのない返事をしながら距離を置いていきましょう。

「噂好きママ」とは、最低限の関わりだけで済ませて