お金を増やすには「収入」を増やすか、「支出」を減らすしかありません。支出の減らし方を間違えてしまうと、ストレスを溜めてしまったり、必要なものを手に入れそびれてしまったりするものです。

今回はスマートな支出についてお話をしたいと思います。

承認欲求を満たすための消費をやめる

まず、削るべきところとそうでないところを分けて考える必要があります。支出はムダなところ、それからデカいところを削るべきです。

ムダな部分、それはズバリ「コスト>リターン」という図式になっているものです。その筆頭は「承認欲求を満たすための出費」があげられます。

人にバカにされたくないと、高級ブランドバッグを買ったり、身の丈に合わないエリアの高級物件を買ったりすることなどです。「それかっこいいね」などと認められてしまうと、人から認められた快感が忘れられず、次々とグッズを買って自分を着飾りたくなるものですが、承認欲求を満たすためにお金を使うことはおすすめできません。

きりがないですし、資産化しない行為だからです。お金持ちと呼ばれる人種は、ブランディング戦略の一環として派手な消費をすることはありますが、それはマーケティング行為からくるもので彼らなりの戦略があるものです。しかし、多くの人にとってそのような見栄にお金を使うことはムダでしかありません。

デカいところを削れ