とくに多いのが、人間関係がこじれて厄介なトラブルになったケースです。複数のママが集まる場では、つい噂話や悪口に花が咲いてしまうこともあるでしょう。

また、たとえ悪口でなくても、ちょっとした行動が思わぬ結果を招いたということも。一体どのようなトラブルが発生してしまったのでしょうか。

・「『それは意味のない活動なのでは?』と指摘したことがきっかけで、一部の役員から無視されるようになりました」

・「話し合いで意見が合わず、PTAのなかで派閥がうまれてしまった」

・「PTA内の人間関係で悩みすぎて、うつ病の原因になってしまいました。もう少し割り切った付き合いができれば、もっと軽い気持ちになれたかもしれません」

・「他のママにつられて、つい悪口を言ってしまったことがあります。すると、だんだん周囲のママから距離を置かれるように…。どうやら、『あの人は避けておこう』と思われたようです」

悪口は、他のママから避けられるようになったり、今度は自分が悪口を言われるようになったりとデメリットばかり。さらには、「あのママの子とは遊ばせたくない」と子どもの友達関係に影響が出ることもあります。自分だけでなく子どものためにも、人の悪口は控えておきましょう。

まとめ

こう見ると、PTA活動には負担や悩みが多く、かなり大変なように感じるかもしれません。しかし、「できない範囲は断る」「人の悪口は言わない」といった意識をすれば、「挑戦してみて良かった」と思える活動ができるはず。PTA役員を任された際は、トラブルや後悔を避ける工夫をしながらうまく乗り越えていきましょう。

LIMO編集部