今年の夏は、大きめサイズのTシャツを選んでいる人を街中でよく見かけたもの。Tシャツ一枚でも存在感が出やすいので、アクセサリーの必要性をさほど感じなかった方も多いのでは?

逆に素肌が隠れる秋になってから、欲しくなってくるから不思議です。中でも、ゴツめのインディアンジュエリーなどではなく、シンプルなミリタリーウォッチなどを長袖のシャツからちらりと覗かせるくらいがちょうどいいのかなと。

というわけで、今回は秋に身に着けたいシンプルな腕時計をご紹介。軽さのあるナイロンベルトのモデル3本をピックしたので、ぜひご覧ください。

1. MWCのG10ウォッチ

ミリタリーウォッチなら、ブランド名にその名を冠する〈MWC〉が間違いなし。1974年の設立以来、国際的なミリタリーウォッチのサプライヤーとして地位を確立しているブランドです。

代表作であるG10は、NATO加盟諸国で広く使用されているモデル。民間用に文字盤や裏蓋のロゴを変えるなどマイナーチェンジはありますが、それ以外は全て本物。39mmという少し小さめのフェイスも、シャツと合わせるならちょうどいいかと。

2. Messerschmittの109

お次は、ヴィンテージ感のあるデザインが魅力的なミリタリーウォッチをピック。創業から100年を超える、ドイツの老舗 ARISTO社が製作を手掛ける〈Messerschmitt〉の109です。

ドイツ職人によるフルハンドメイドで、ムーブメントはスイス製。無骨だけど、ドイツらしい機能美を感じさせてくれる一本です。

3. KOMONOのウィンストン サブス

レトロフューチャーをデザインコンセプトに掲げる、ベルギー・アントワープ発のブランド〈KOMONO〉。無駄をそぎ落としつつも、ロゴを斜めに配置したり、ベルトにステッチを入れるなどちょっとした遊び心を加えたデザインが特徴。

ちなみに、お察しの通り、ブランド名は日本語の「小物」から取っているそうですよ。

あとがき

ナイロンベルトの腕時計は、機能性だけでなく、ほどよい“アクセサリー感”も演出できるのがポイントです。プライスも手頃なので、すでに腕時計をお持ちの方も、セカンドウォッチとしてぜひご検討を。

FACY