2人目の赤ちゃんが生まれてから、それまで可愛かった上の子が疎ましく思えてしまう「上の子可愛くない症候群」。そんな感情を抱くのは母親として辛いですよね。中には「母親失格かもしれない」と罪悪感を抱いてしまう人もいるでしょう。そんな上の子可愛くない症候群の経験談や対処法を紹介していきます。

上の子可愛くない症候群や2人目育児の体験談

2人目が生まれたら、それまで可愛くて仕方がなかった上の子が可愛いと思えなくなったと悩む母親達。本能的に、産後生まれたての子を守るために上の子を遠ざけてしまうことがあるようです。母親は、子どもたちの中でも一番小さな子をお世話をする必要があるので、やむをえないということもあるでしょう。

また、可愛くないと思ってしまう原因には、母親のホルモンバランスの乱れや本能的なものに加えて、上の子のイヤイヤ期、赤ちゃん返り、赤ちゃんにやきもちを焼いて意地悪をするといったこともあるのではないでしょうか。しかし、我が子を可愛いと思えないという事実に「母親失格なのかもしれない」「世の中には不妊の人もいるのに」と周りに相談することもできず、自分を追い詰めてしまうこともあるようです。

2人目の子は、母親が育児に慣れているということもあり、「ただただ可愛い」ものです。そのギャップで特に上の子が言うことを聞いてくれないモンスターのように思えてしまうこともあるでしょう。しかし、それまでは自分の好きなように遊べていた上の子が、赤ちゃん中心の生活になってストレスが溜まり、ワガママを爆発させてしまうのも無理はありません。

特に「待つ」というのは子供にとって思いのほか難しいもの。赤ちゃんのお世話をするために1日に何度も「待ってて」と言われれば、モヤモヤしたり、寂しい気持ちになりますよね。小さな子は待つ理由も理解できないですし、自分だってママに抱っこしてほしい、話したい、遊びたい、一番にしてもらいたいという気持ちでいっぱいなのです。

それを我慢して、我慢できないと怒られるのであれば、泣いたり愚図ったりするのもよく考えれば当然なのかもしれませんね。

子育てで感情的になってしまったら?