「マンションの高層階に住んでいるからうちは大丈夫」「うちはオートロックだから大丈夫」このようにマンションに住む方の多くは「侵入者対策はとくに必要がない」と考えている方も多いようです。

しかしその考え方は間違いで高層階であっても、オートロックであっても侵入を許してしまい金品を盗まれたり、ストーカー被害にあったり、盗撮被害にあったりする事件も多く発生しているのです。

そのような被害に遭わないために何をすればいいのか?

そこで今回は、マンションをターゲットにした侵入口はどんな場所があるのか、またマンションに効果的な3つの防犯対策についてご紹介します。

マンションをターゲットにした侵入口とは?

警視庁による4階以上におけるマンションで起こった住居侵入事件の認知件数によると、もっとも多かったのが「窓」からの侵入で、ついで表出入り口からの侵入、その他出入り口からの侵入となっています。

侵入口ワースト1位:表出入り口

4階以上における侵入口ワースト1位は「表出入り口」で、全体の約35%も占めているというデータが発表されました。

「うちはオートロックだから大丈夫!」と安心をしていると、その隙をついて堂々と表出入り口から侵入をしてくるのです。

たとえオートロックであっても決して気を抜いてはならないという事例だと思います。

侵入口ワースト2位:窓

「表出入り口」についで4階以上における侵入口ワースト2位に挙げられたのが「窓」です。

「うちは高層マンションだから窓からの侵入はあり得ない」と安心していると、その隙をついて窓から侵入をしてくるのです。

たとえ高層階にお住まいであっても決して気を抜いてはならないという事例だと思います。

侵入口ワースト3位:その他出入り口

4階以上における侵入口ワースト3位には「その他出入り口」となっていますが、全体の約3%となっており、レアなケースが挙げられます。

3階以下における侵入口とは?

3階以下における侵入口では、「窓」が全体の約57%・「表出入り口」が全体の約33%・「その他出入り口」が全体の約3%となっています。

マンションで実践すべき3つの防犯対策