一部の企業では副業が解禁され、全面的な解禁にも乗り出そうとしている日本。いまは1つの企業にぶら下がったまま生きるのでは、収入源が分散されておらずリスクと言える時代になってきましたね。

その潮流を感じ、副業を始めようと思っている人も多いのではないでしょうか。そこで今回は、副業を始める前に注意してやっておきたいことをご紹介します。

将来的なビジョンを持っておくこと

副業を始めるにあたって欠かせないのか将来的なビジョンです。この先、副業と本業どちらでどうなっていきたいかを考えることがとても重要です。

「仕事は自己実現の場だ」という言葉を聞いたことがあるでしょうか。サラリーマンとして働いているとその言葉は非常に薄っぺらく感じるかもしれませんが、副業という形で何か事業を始めたり、給与所得以外の収入を得たりすることを考えるとその意味が分かってくると思います。

仕事の時間(=本業の時間)以外の時間を新たに副業に充てるわけですから、苦しいものでは続かないでしょう。たとえば、仕事終わりにもう4時間、ただ稼ぐことを目的にファミレスで働くというのも副業ですが、体力的にも精神的にも厳しいと感じることでしょう。

しかし、それがただのファミレスではなく自分が将来お店を持ちたいと思っている紅茶専門店で4時間働くというのであれば話は別です。きっと将来のことを見据えて学べることはたくさんあるでしょうし、自分も「少しでもノウハウを吸収しよう」と必死になるはずです。つまり、得られた賃金よりもそういったスキルやノウハウ、専門知識のほうがずっと価値のある4時間になるわけです。

このように、副業を通じて将来自分が叶えたいことを学ぶとか、将来の自分のために人脈を増やせるような場にする工夫が非常に重要です。将来のビジョンを思い描きながら、どうしたらそれに近づけるか考えて副業を選んでみてください。

仕事に困らない環境を整えること

副業を始めるならば、その仕事をやるのに十分な環境を整える必要があります。自宅のPCを使う作業なら最低限のセキュリティソフトを入れること、スペックが十分なPCを購入しておくことなどが大事です。

一方、先ほどの例のように本業の仕事の後に別のお店で働くなどの場合は、どちらにも迷惑をかけないように仕事を整理し、出勤時間に遅れないよう毎日のタスクを効率よくこなしていく必要があります。

また、仕事をするうえで必要なものがあればそろえ、モノがなくて仕事ができないという状態をなくす必要がありますし、時間もきちんと確保できる環境を作るべきですね。ただ、どうしても本業との兼ね合いがあって時間を作るのが難しい時期もあります。その場合は相談したり仕事の量を調整したり、何か解決のためのソリューションを持っておくことが大切です。

税制面や確定申告などの基本的な知識を持っておくこと

副業をするとき、気になるのが確定申告だと思います。もし副業をするのであれば、基本的な確定申告の知識は必須。税制の知識が必要だと考えると複雑に感じ身構えてしまう人もいるかもしれませんが、自営業として会社を立ち上げたり、あまりに大きな金額を稼ぐようになったりしない限りは誰にでもわかる範囲の知識で十分です。

また、自分で稼いだお金の管理をきちんとすることも必要なこと。確定申告の時期になって一気に必要書類をまとめたり、確定申告書類に必要な計算しようとするのはかなり大変なので、毎月ある程度は数字を整理しておくことが大事です。

基本的には、確定申告の時期に出るムック本のようなものを1冊読めば概要も掴めますし、確定申告書類に何を記入すべきなのかというのもわかります。確定申告書類を始め、余裕があれば税制のことを勉強しておくのも悪くないでしょう。

知識やスキルをインプットする場を探しておくこと

副業をするにあたって、新しいスキルやより専門的な知識が必要になる場合があります。そのため、そうしたスキルや知識を吸収できる場を、いくつか自分の中にストックしておくことも大事です。