ファミレス「サイゼリヤ」、既存店売上高が2カ月ぶりにプラス成長(2019年8月)

注目小売店月次実績シリーズ

写真はイメージです

シリーズでお伝えしている「注目小売店月次実績」。今回はファミリー向けイタリアンレストラン「サイゼリヤ」を運営するサイゼリヤ(7581)の、2019年8月の月次動向及び過去実績、また過去1年の株価動向について振り返ってみましょう。

直近の月次実績

2019年9月2日に更新されたサイゼリヤの2019年8月既存店売上高は、対前年同月比100.5%とプラス成長になりました。客数はマイナス(98.2%)ながら、客単価が今期最大のプラス(102.4%)となり、2ヶ月ぶりのプラス成長を果たしました。

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また全店合計の売上高も100.8%と、既存店同様2ヶ月ぶりのプラス成長となりました。

今期の既存店売上高の振り返り

では、同社のここまでの既存店売上高はどう推移してきたのでしょうか(同社は8月決算)。

既存店売上高の今期のプラス成長月は3ヶ月に留まり、上期は全ての月で対前年同月比マイナス成長となりました。しかし既存店のテコ入れやスクラップアンドビルドに注力した結果、下期はプラス成長月が3ヶ月発生しました。なお、客単価は全ての月でプラスとなっていますが、客数は一度もプラスの月はありませんでした。

一方、全店売上高はプラス月7ヶ月・マイナス月5ヶ月となり、プラス月がマイナス月を2ヶ月上回り着地しました。

過去1年の株価動向

最後に同社の株価動向を見ていきましょう。

同社株価は昨年12月25日に1,696円の安値を更新後に反転し、1月には2,000円を回復しました。その後は4月に2,500円台、7月に2,600円台を回復し、現在も2,600円前後で取引されています。

既存店の立て直しが下期に入り成果を表す形となりました。一方で店舗のスクラップ&ビルドの結果、対前年同月比で客数の減少が継続しています。来期は客数を回復させ、新たな成長に向けての歩みを始めることができるのかが注目されます。

サイゼリヤの過去1年の株価推移

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参考資料:サイゼリヤ月次報告(2019年8月期)

LIMO編集部

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LIMO編集部

LIMO編集部は、個人投資家向け金融経済メディアであるLongine(ロンジン)の執筆者である国内外大手証券会社で証券アナリストや運用会社のファンドマネージャーとして長年の調査や運用経験を持つメンバーやビジネス系インターネットメディアでの運営経験者等を中心に構成されています。国内のみならずグローバルの視点から、金融・経済ニュースや投資に関する知識・アイデア、ビジネスパーソンの役に立つ情報をわかりやすくお届けします。