子供には子供の世界があって、大人の世界から聞こえてくる言葉は子供には不思議な響きをもって聞こえてくるものです。子供の世界の言葉に照らして理解を試みて、それが間違っていたとわかるのは、大人になってからのこと。

そういう大人になってからわかった「子供の頃の勘違い」を白状……いえ、打ち明ける、その名も「#子供の頃の勘違いをあえて言おう」というタグがTwitterで話題となりました。ここではその中から秀逸な勘違いをいくつかご紹介しましょう。

子供あるある

多くの子供がそう思っていて、あるとき事実にふと気づく。それは大人の世界へと続く門の前に立った瞬間なのかもしれません。そんなよくある勘違いです。

「汚職事件をお食事券だと思っていた。お食事券でいくらまでのお食事なら食べていいよ、って決まってて、その金額以上の高いお食事を食べちゃったのがバレてニュースになってるのかと思ってた。」


「おしょくじ・けん」ではなく「おしょく・じけん」だった……まさかそんなところで区切れるなんて! 子供の視野が広がる瞬間。

「うちわもめって、団扇でたたき合ってケンカすることだと思ってた。」


「うちわ」と言えばパタパタするやつ。類似した言葉に「うちわうけ」というのもありまして、団扇を使って何かをキャッチすると思いますよね。

「隔世遺伝のことを覚醒遺伝と思ってた。
一族に受け継がれる何かに目覚める的な」


ちょっとオトナがかった子供の勘違い。「かくせい」と言えば「覚醒」に決まっている!と思っているものです。

ちょっと目が覚める勘違い

「勘違いしやすい素材」というものは、あります。先の項でご紹介した「おしょくじけん」などはまさしくそれです。多くの人が同じ素材で同じ勘違いをするものですが、中には素材は同じでも違う勘違いをしている人もいます。

ここでご紹介するのは、そういうちょっと違った勘違いです。勘違いの方向が異なると、新しい発見をしたときのような目が覚める思いがするものです。