苦手な上司と仕事をすることが、苦痛に感じる人もいるでしょう。私も苦手な上司と仕事をしていて、精神的に滅入ったこともあります。部署替えや転職をすれば、苦手な上司と付き合う必要はなくなりますが、そうはいっても苦手な上司と仕事をともにしなければいけない人もいるでしょう。

そんなあなたに、今回は私が苦手な上司と付き合った時に、実践した内容を紹介します。

私の会社員生活は「あの人が上司で可哀想だね」と言われることが多かった

私はさまざまな上司の元で働きましたが、社内の人に「あの人が上司で可哀想だね」と言われる機会が多かったです。私自身、当初は周囲の言葉を気にしていませんでした。

しかし、ある時から社内の人に言われた言葉を気にし始め、苦手だと感じる上司に出会う機会が増えてきたのです。ちなみに、私が苦手だった上司のタイプは、こんな感じです。

急に大声で怒鳴る

心臓がビクッとなり、生きている心地がしませんでした。

用事がないのに、休日に呼び出す

仕事でトラブルがあると言われて休日に職場へ行くと、たわいもない話をされて終わりという状況が多かったです。

自分のミスなのに認めない

数十分間、言い訳をされた時は辛かったです。

なかでも、急に大声で怒鳴る上司は最も苦手でした。上司と一緒に仕事ができるかな…。と不安に感じながらも、苦手な上司との付き合い方を考えることに…。そんな中、私はあることを始めました。

私から上司になるべく話しかけるようにした

苦手な上司だからこそ、敢えて距離感を縮めようと考えました。そこで私は、相談する回数を増やすことに。

「〇〇さん(上司の名前)みたいに、××の仕事ができるようになるには、どうすればいいですか?」や、「〇〇さん(上司の名前)のように、上手く話せるコツを知りたいです」という内容などの相談をして、上司との心の距離感を縮めました。

ちなみに、私が相談をする時に意識したのは、この3つです。

◆上司が回答に困らない内容を相談する
◆上司への尊敬を込めて相談する(上司から嫌味やお世辞と思われる内容はNG)
◆他人に言いふらされても困らない内容を相談する(上司が同僚に言いふらして、社内で悪い噂がたつ恐れがある)

最大のポイントは、上司が不快な気持ちにならないようにすることです。職場での上司の接し方がひどくならないよう、自分の考えと違っても反論をせずに、そのまま聞いていました。

距離感が縮んできた私は、上司のプライベートについても聞くことに…。