友人たちからおさがりをもらったことで、新しい気付きがありました。ママの中には、さまざまな事情により使う当てがなくても子ども服を長期間保管していたり、捨てられずに悩んでいたりする人もいること。そして親しい友人であれば、ぜひ譲りたい!と思うママもいるということです。

そこでLINEに「おさがり」グループを作成し、FacebookなどのSNSで友人たちに情報をシェアしました。この「おさがり」グループは、筆者の友人であれば誰でも参加することができます。

そして“おさがりが欲しい”あるいは“おさがりを譲りたい”という場合は、LINEグループの投票機能を使います。LINEの「+ボタン」から「投票」を選択し、以下の手順で投票を完了します。

1. 「テキストボックス」に欲しい(譲りたい)衣類や育児グッズの名称、メッセージなどを記載
2. 手渡し希望または郵送希望などの選択肢を作成
3. 「終了日時」を都合のよい日時に設定する(例えば、帰省の前日まで。予定が空いている日の前日まで。など)

このように投票形式にすることで、おさがりが欲しい人と譲りたい人のマッチングが簡単に成立し、スムーズにやりとりができるようになりました。おかげさまで、今では「おさがりコミュニティー」も大きくなり、おさがりのやりとりだけでなく、子育ての悩みを打ち明けたり、楽しいイベントの情報を共有したりなど、みなで楽しくLINEグループを活用しています。

友人からのおさがりはママにも大きなメリットがある

子どもの衣類に関する悩みをSNSでつぶやいたことから始まった「おさがりコミュニティー」。おさがりは、家計が助かるというメリットだけでなく、おさがりを譲ってもらう過程でいろいろなエピソードが聞けたり、子育てのヒントを得られたりとママにとっても大きなメリットがあります。今後も友人とのおさがりのやりとりを続け、育児を楽しみたいと思います。

上田 みどり