今期注目の柄物シャツ。略して柄シャツ。挑戦してみたいものの、夏といえばTシャツしか着てこなかった身としては、少しばかりハードルが高い。

慣れないアイテムを取り入れる前に、まず聞いておきたいのはプロのショップスタッフのアドバイス。失敗しない柄シャツとは?

「大人っぽく取り入れるなら、モノトーンがオススメ」

「柄シャツは取り入れたいが、あくまでシックにキメたい」という方は、モノトーンのタイプを選ぶべし。やはり、色数が多いタイプより取り入れやすいのは単色のカラーリングです。着こなしに大人っぽさが出てくるメリットもあり。

さらに差をつけるのであれば、パンツの色味にも気を使いたい。画像のように、定番のブラックやネイビーではなく、落ち着いたブラウンを持ってくるテクニックも参考にしたいところです。大人っぽさ優先の柄シャツをお探しなら〈NEED〉の一枚をどうぞ。

「ストリート風にキメるなら、ワークシャツベースの一枚を」

男の身だしなみを整えるグルーミングキットをテーマにした遊び心あるデザインは〈ROTAR〉の一枚。提案スタッフは「柄シャツを合わせる際のパンツは無地がオススメ」とポイントを語ってくれました。

形はあえてワークシャツのパターンを採用。カジュアルにTシャツやタンクトップの上に羽織りやすい一枚です。いつものTシャツスタイルに気軽にプラスできるのはありがたいところ。ストリート風味で柄シャツを着こなしたい方はぜひお見逃しなく。

「キレイなカラーリングを選んで、パンツでバランスを取る」

単品で見ると「ちょっと派手?」と思ってしまいそうなハワイアンシャツ。いえいえ、夏だからこそ普段は選ばないキレイなカラーを選ぶのは大いにあり。提案スタッフの着用画像のように、パンツでカラーを絞れば、悪目立ちしないので取り入れやすい。

襟元は通常のシャツでよく用いられるボタンダウン仕様というのも、柄シャツ初心者としては取っ付きやすい。ロックミシンは使用せず、シングルニードル(本縫い)ミシンのみで縫製するなど、高級シャツに用いられる技法を惜しげもなく使った、こだわりの一枚です。

あとがき

夏はまだまだこれから。Tシャツばかりでは飽きてしまいます。コーディネートのマンネリを避けるべく、ぜひ今夏は柄シャツにトライを。

FACY